インドア・リビングから
青空リビングへ
大きな窓で室内とつながるウッドテラスも、自由な発想で使えるもうひとつのリビングだ。
晴れた日には肌触りの良いラグを敷き、ローテーブルとクッションを持ち出す。するとウッドテラスが極上のリビングに早変わりする。ちょっとしたドリンクとスナックを用意して、仕上げにレコードをかければ、格別な空間を演出できる。
テラスの端には袖壁が張り出しているため、すっぽりと囲われているようで落ち着きも感じられる。定期的に塗装してメンテナンスすれば長持ちするし、木材特有の経年変化によって味わいも生まれる。手を掛けるごとに家への愛着も増していく。
木の感触とオープンエアの開放感を堪能しながら、読書やティータイムやバーベキューなどを楽しむ。家族や仲間と過ごす団らんの時間は、かけがえのないものになるだろう。
暮らしの可能性が広がる
“役割を決めない”リビング
光がふんだんに入り、心地よくそよ風が抜ける。そして足の裏には無垢の木の温もりを感じる。
メインのリビングは、キッチンやダイニングとひと続きになった家の中心だ。このリビングは土間やウッドテラスをつなげる“ハブ”としての役割を果たし、ここを軸に第2、第3のリビングを行き来できる。中にも外にも境目がないオープンな作りのため、家族も自然と集まりやすい。
思い立ったらお気に入りの本やグラスを片手に、土間やウッドテラスのリビングにも繰り出すこともできる。いつだって誰かの温かな気配を感じられるのも魅力だ。
3/3