在宅ワークといっても、部屋着で仕事ではケジメがつかない。以前の記事で「オンライン会議は上半身が命」と伝えたけれど、そんなスタイルに合う足元は何か?
無用な外出が不要なのは大前提で、家を出なければいけないときのシューズ考。よく見ると世界の資産家たちは全員、この方程式にハマっているぞ。
カジュアルな革靴よりも、洗練されたスニーカー
ソールやアッパーに工夫を凝らした快適な革靴。そんな潮流は現在、やや逆転の兆しを見せる。カジュアルに進化した革靴以上に、ビジネスに相応しい洗練を纏ったスニーカーの支持層が拡大。これは、世界共通になりつつある現象だ。
そんな気分をいち早く捉えていたのが、かのポール・スミス。2012年には、履き口に高いクッション性を備えたプレーンなレザースニーカー「バッソ」をリリース(しかも、機能的なトラベルスーツと同時期に!)。ポール自身、「テーラードスタイルにぴったり!」と公の場でも愛用してきた。
今季は、クリーンなホワイトレザーにスポーティなテープをあしらったモデルが登場。アイレットやタンのブランドロゴにはさりげなくゴールドが使われ、エレガンス面でも抜かりなし。
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