③『鬼滅の刃』
「ストーリー展開がとにかく早い!」byマーシー
週刊少年ジャンプにて連載中の『鬼滅の刃』。その人気ぶりはもはや社会現象で、書店では購入制限が起きるほど。老若男女を問わず国民的なブームの渦中にあるが、さっそくマーシーさんもその渦に飲み込まれたようだ。
自然に対して畏怖の念が強く、アミニズムや民間信仰が残っていた大正時代。山間部では夜になると鬼が出ると噂されている。
早くに父を亡くし、母と兄弟5人で暮らす炭売りの少年、竈門炭治郎(かまど・たんじろう)はある日、“鬼”に家族を惨殺されてしまう。唯一生き残った妹・禰豆子(ねずこ)も鬼と化し、彼女を人間に戻す方法を探すために鬼討伐の旅へ出る。さまざまな人との交流を通して成長しながら、鬼と戦う姿を描いた剣戟奇譚だ。
ジャンプ漫画のキーワードである「友情・努力・勝利」の原則に則りながらも、重要人物が次々と死んでいくという点では従来のジャンプ作品の中でも異彩を放っている。だが物語の展開はめまぐるしく変化していき、我々は悲しむ暇すら与えられず、いつの間にか虜になってしまう。
「とにかく展開が早いから観ていて飽きない。すぐに新しい敵やら味方が現れていろいろなトピックを持ち込んでくるんだけど、またすぐに居なくなったり状況が変わったり……と思ったらまた違うヤツが現れる(笑)。炭治郎がめちゃめちゃいいヤツで、その成長する姿もいいんだよね」。◆
「映画やドラマのサブスクって、入りたいんだけどなかなか元を取れないんだよね」なんて声を何度も聞いた気がするが、今がそのとき。“あの”三浦さんが大人しく観られた=相当面白い……ってこと。
インドアライフ充実術 何かと外出が厳しい時季だけど、見方を変えればピンチもチャンス。自宅でアクティブな休日を楽しむ、インドアライフのジュージツジュツをデンジュ。
上に戻る 大関祐詞=取材・文