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2020.04.14

ライフ

フランスの家具は日本の家に合うと実感。ペリアンの名作「ベルジェ スツール」

東京を代表するブランド「ノンネイティブ」のデザイナー・藤井隆行さん。独自のセンスを持つ男はどんな視点でものを選ぶのか、そのこだわりを探る。
 

日本の暮らしに溶け込むフランスの名作スツール

日本の暮らしに溶け込むフランスの名作スツール
シャルロット・ペリアンが作った「ベルジェ スツール」は、羊飼い(=ベルジェ)が乳搾りをするときの椅子から着想を得たもの。我が家では、オーク材のナチュラル仕上げを和室に、ブラック仕上げをキッチンに置いて使っています。
シンプルだけどとても計算されているし、脚が4本ではなく3本というのも上品でいいバランス。置いてあるだけで部屋の雰囲気が変わる名品です。
もちろんヴィンテージのオリジナルは素晴らしいし、憧れですが、この椅子に限ってはレプリカでもいいと思っています。子供が踏み台に使ったり、花瓶や本を置いたりと用途が広いし、重量感もちょうどいい。高額なヴィンテージでなくとも、レプリカでとことん使い倒す楽しみを味わってほしいです。そうやって気兼ねなく使える「ベルジェ スツール」は最高の実用品。


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