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③「ウールコート」のメンテナンス術


洋服もたくさん使えば、人間と同じように疲れが溜まるもの。もっとも分かりやすいのがウールコートだ。寒い時季はON・OFF兼用で活躍してくれる分、その後のケアを怠ると来シーズンにはそのポテンシャルが維持されている保証はない。
一番の敵はやはり虫食い。高級素材からヴィンテージものまで、すべてが彼らの捕食対象である。そして生地が摩耗しやすい首元や袖口、裾部分などのケアを重点的に行うことも重要だ。
①ひたすらブラッシングを徹底する
とにもかくにもブラッシング。1にブラシ、2にブラシ、3・4がなくて、5にブラシ。それくらい見えない汚れは付着している。それらを落としてウールに呼吸をさせることが、いちばん重要なのだ。
②ゴシゴシ厳禁! 大事な襟や袖口のお手入れ方法
襟や袖口の汚れは、決して擦って拭き取ろうろしてはいけない。濡らしたタオルを固く絞り、ポンポン叩くようにケアするのがポイントだ。
③やっぱりポイントは“しまい方”にあり
最後に、クローゼットに保管するときに選ぶべきハンガーは“肩幅サイズにジャストなもの”を選ぶこと。防虫剤もマストだが、下に置くとほとんど効果が期待できないという点には注意が必要だ。

流行り左右されにくいウールコートとは、とりわけ長く付き合あっていきたい。プロが教えるウールコートのメンテ術、詳しくはコチラから!
 
今週末は、さっそくお気に入りの冬服たちを大事にメンテナンス&収納してあげよう。そして次の冬には、きっとまたイケてる彼らと街に出よう!
インドアライフ充実術 何かと外出が厳しい時季だけど、見方を変えればピンチもチャンス。自宅でアクティブな休日を楽しむ、インドアライフのジュージツジュツをデンジュ。上に戻る
原嶋鉄人=文


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