「備えよ。俺も、新学期」とは……飲み会は新入社員とコミュニケーションをとる絶好の場。
だが今年はコロナ禍で、歓迎会もままならなかっただろう。
事態の終息後に改めて彼らと親睦を深めようと考えているかもしれないが、その前に一度考えて
ほしい。
そもそも彼らは会社の飲み会に参加したいと思っているのか?
そこで今年の新入社員100人に「Q5.職場の飲み会には参加する?」と質問。するとこんな結果が出た。
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【Q4.SNSにまつわる新入社員の本音】を読む。【Q5.職場の飲み会には参加する?】
A)必ず参加する……12%
B)参加しない……27%
C)気分次第で参加を決める……40%
D)同僚が一緒なら参加する……17%
E)上司がいなければ参加する……4%
イマドキの新入社員にとって“飲みニケーション”はアリ?
100人中、12%の新入社員が職場の飲み会には必ず参加すると回答。だが、その倍以上の27%が参加しないと答えた。では、彼らが飲み会についてどう思っているのか、率直な意見を聞いてみよう。
参加しない派には
「飲み会自体が嫌い」(25歳・男性・神奈川県)という意見が多かった。
また
「仕事の延長で飲みたくない」(24歳・男性・東京都)や
「仕事とプライベートはちゃんと分けたい」(25歳・女性・埼玉)というように、
彼らにとってあくまで飲み会はプライベートな領域のもの。就業時間外にまで仕事を持ち込みたくないというのが本音のようだ。では反対に、参加すると答えた若者たちはどうだろうか。話を聞いてみると、
「親睦を深めたいから参加する」(20歳・男性・広島県)
「いろいろ聞けるチャンスだと思う」(23歳・男性・京都府)など、少数派ではあったものの、飲みニケーションの文化は令和の時代にも息づいているとわかった。
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