「春のなんでも3選’S」とは…料理は素材が命。そこに疑いはないが、素材を活かすも殺すも料理人の腕にかかっているし、それは服でも同じこと。
この春、有名セレクトショップの絶妙な味付けによってさらに旨味を増した美味しいコラボが多数登場。なかでも舌の肥えた……いや、目の肥えた大人たちを満足させる3つのメニューを用意した。さぁ、ご賞味あれ。
①ビームス プラスが調理した
「エンジニアド ガーメンツ」の軍パン
久方ぶりにじんわり
熱を帯びてきている“軍パン”。そんな折、アメカジ好きな俺たちの心をくすぐる一本が、ビームス プラスから登場した。それがエンジニアド ガーメンツへ別注したコチラの一本。
よく見ると、あらゆる箇所にポケットやファスナーが散りばめられており、いつもの“軍パン”とはいささか趣が異なる。
それもそのはず、元ネタになっているのは、ミリタリーウェアの過去の資料から引っ張り出してきた「フライングトラウザーズ」なる代物で、そのルーツは1930年代にまで遡る。その名の通り飛行士用の軍パンで、あちこちにポケットが付いているのも、操縦席で便利だからだと思われる。
ポケットは付けも付けたり計14個(!)。全3色展開で、各色が引き立つようそれぞれ素材を変えているというのだからプライドがうかがえる。
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