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1泊1万円も無料に! 背景にある“子供たちへの想い”

「アウルアドベンチャー」は高さ1メートルから8メートルに及ぶ、国内初の「5階層」構造のスカイアスレチック!
当たり前だが、どのキャンプ場も利用料はかかる。
ライジングフィールド 軽井沢の場合、通常は1泊で1万円、デイキャンプでも3000円の利用料(シーズンによって異なる)がかかるが、それを無料開放するには理由があった。広報担当の太田佑生さんは言う。
「もともと私たちには『自然体験活動を通じ、子供たちの生きる力を高めたい』という思いがあります。こんなときだからこそ、子供たちには家でじっとしているより、ここで大自然を体感してほしい。普段から町民は無料なのですが、今回はそれを全国規模に広げたカタチです」。
やっぱり、外で遊ぶのは楽しいよね。
今年は暖冬だったことも幸いした。
「本来、キャンプ場は4月からの営業再開となっています。しかし、今年は温かく、雪も少ない。だから3月でもオープンできると判断しました。社会は自粛ムードですから、叩かれるかとも心配しましたね。でも、この機会に、ぜひ澄んだ空気を味わってほしいと思います」。
 

すべての大人へ提案する「ワーケーション」スタイル

レンタル用具も充実しているので、手ぶらでも楽しめる。
大人への配慮だって忘れていない。
以前からライジングフィールドは、休暇も兼ねてリモートワークを行う「ワーケーション」(=ワーク×バケーション)の普及に力を入れてきた。
「働き方改革の流れで毎日出社する必要性もなくなり、最近では軽井沢に拠点を移し、東京へ数日置きに通勤している人も増えました。ということは、都心在住者も、平日にバカンスを楽しみつつ仕事することだってできるはずなんです」(太田さん)。
授乳室もあるので乳児連れでも安心。
ライジングフィールド 軽井沢はWi-Fi環境も完備。先述のとおりキャンプ場で電源を使うこともできるし、屋内にもフリースペースとして利用できるカフェやカンファレンスルームが存在する。自宅と変わらない程度のテレワーク環境は整っているのだ。
 
働き方改革が進んでいるとは言え、ワーケーションのハードルはまだ高く感じるだろう。でも、テレワークが推奨されている今こそ思い切って試してみるチャンスである。
しかもキャンプ場が無料で使えるのだから、ためらう理由はない。アウトドア環境でのインドアライフ、さっそく実践してみては?
 
[施設詳細]
ライジングフィールド 軽井沢
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2129
電話:0267-41-6889
www.rising-field.com



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