日々進歩するテクノロジーは、人々の暮らしを変える。その代表的なひとつが、ロボット掃除機の先駆け「ルンバ」だ。
初めて世に登場してから30年、「ルンバ」は何度もバージョンアップを繰り返してきたが、この度、フルリニューアルというべき劇的な進化を遂げた。
アイロボット史上最大の吸引力と最高の清掃力を実現した最新モデル「ルンバ s9+」。“ユーザーのニーズを本気で叶える”をコンセプトに、同社の30年の技術と英知をこの1台に結集し、デザインも機構もまったく一新された。
まず特徴的なのは、アルファベットの“D”のような形状。そこに高性能センサーを搭載し、壁の位置や奥行きを立体的に感知することで、これまでのモデルでは進めなかった入り組んだ隙間も掃除できるようになった。
光学センサーは毎秒23万以上のデータを収集し、各部屋の間取り、室内の状況など家の中の環境を正確に学習する。より素早く、より効率的に動けるようになった。
肝心の清掃に関する機構も進化。従来モデルよりも幅が約30%広くなったアクションブラシが汚れを浮かせて、40倍にアップした吸引力で、細かなゴミまでキレイにしてくれる。カーペットの上では自動で吸引力がアップしたり、ゴミや汚れの多い場所をセンサーで感知して集中的に清掃したりと、賢い機能も満載だ。
内蔵されているソフトウェアは随時アップデートが提供されるので、常に最新の機能をキープできる。もちろんWi-Fiにも対応しており、スマホで操作可能。GoogleアシスタントやAmazon Alexa、そして床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携もできる。
これだけの機能を持っていながらも、マットブラックとブロンズが映える見た目はスタイリッシュ。フタの開閉音やダスト容器のハンドル形状などにもこだわったとのことで、使う時だけでも気分がアガる。
かつてない清掃力と使用時のプレミアム感をともなった掃除体験は、まさに史上最高。間違いなく暮らしのクオリティを上げてくれるはずだ。
[問い合わせ]アイロボットジャパンwww.irobot-jp.com中山秀明=文