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僧帽筋を鍛えれば重たい荷物を楽に運べる

澤木:「ファーマーズウォーク」といって、その名のとおり、その昔、農夫が重い荷物を運ぶための筋肉を鍛えるために、農作業の合間に行っていた、というエクササイズです。
オフ男:なんか壮大な感じですね。農夫の定番エクササイズですか!
澤木:これは、あくまでもフィクションです。
オフ男:作り話……。重い荷物を運ぶために必要な筋肉ってどこですか?
澤木:僧帽筋という背中の両側、つまり肩甲骨まわりにある大きな筋肉です。ここを鍛えると、重い荷物を持ってもヘッチャラですよ。思い出の仕事道具や私物が詰まった段ボールを、いざ持ち上げようとしたら重すぎて、フラフラ、ガッシャーンなんて悲劇の発生リスクも減らせます。そうですね、名付けて“人事異動筋”とでも申しましょうか。
●ファーマーズウォーク
糖質オフ男
両手にケトルベルやダンベルなどの重たいものを持ち、背すじを伸ばしたまま一歩一歩、ゆっくり前に進んでいく。
糖質オフ男
脚を前に踏み出す際にヒザを曲げないのがポイント。10m×3セット。
オフ男:人事異動筋とは、当たり前ですけど初耳です。
澤木:©澤木でお願いします。ちなみに、僧帽筋のような大きい筋肉を鍛えれば、糖の燃焼効率もアップしますし、糖質オフ男さんにはぴったりですよ。レディ・トゥ・人事異動としてだけではなく、アフター人事異動にもぜひ!ってところでしょうか。ちょっとはソワソワした心も安らぎましたか?
オフ男:これ、見た目よりキツいですね。背すじを伸ばしてゆっくり歩くと、かなりきますっ!
澤木:ケトルベルやダンベルの代わりに、一升瓶のような持ちにくいものをあえて使うのもおすすめです。指の力がつきますので、握力がない人には試してほしいですね。
オフ男:まだ異動が決まったわけじゃないですが、お気遣いありがとうございます。
澤木:考え方次第でなんとでもなる、ということです。
糖質オフ男
カラダの曲がり角といわれる「37.5歳」、もう若い頃のような食生活ではいられない。格好良くいたいのであれば、生活に「糖質オフ」を取り入れることが肝心だ。そんな中、一風変わった”糖質制限生活”を送る男がいた。その名も、糖質オフ男。ストイックなダイエットでも筋トレでもなく、独自の糖質制限法でスマートにカラダをキープしていく、アラフォービジネスマン・糖質オフ男の哲学を紹介していこう。上に戻る
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【取材協力】パーソナルトレーニング「SAWAKI GYM
「理想のカラダに導く究極のトレーニング」を提供してくれるパーソナルトレーニングジム。専門知識をもつパーソナルトレーナーがカウンセリングを行い、個人に合ったプログラムを策定。その個別プログラムに従い、オーダーメイドのトレーニング指導、食事指導を提供。目標を達成するまで完全サポートしてくれる。[早稲田本店]
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町110 アークアイズB1階
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楠田圭子=文 イラスト=波打ベロ子 写真=藤村のぞみ


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