アニマル柄って、派手でギラついた印象を抱きがち。でも臆することなかれ。シンプル&ベーシックないつものスタイルに挿し色ならぬ“挿し柄”としてうまく合わせれば、男らしくも洗練されたスタイルに早変わり。
柄の種類や色合い、デザインも豊富なので、自分にぴったりなものを見つけて。
「ドリス ヴァン ノッテン」のパンツ
かつてアニマル柄は銀幕スターの個性を際立たせる重要な小道具のひとつだった。オーシャンズ世代にもそんな毒気のある服を手に取ってほしいが、これは猛獣のごとく手なずけるのが難しい。そこで我々は、1点豪華主義ならぬ、“1点アニマル主義”を推奨する。コーディネイトのアクセントとして挿し柄のように使えば新鮮味もあって、なおかつ精悍なスタイルへと変身させることができるのだ。
メンズウェアの起源や原型にフォーカスした今季のドリス ヴァン ノッテンよろしく、レオパード柄を大胆に配したこのウールパンツは男らしさを最大限に際立たせる最注目アイテム。無駄を省いた端正なスリムシルエットと野性味溢れるモチーフがマッシュアップ。こんなふうにロングコートの下にはいてチラリと覗かせるだけで効果抜群。
「ネサーンス」のパーカ
この時季はコートの挿し柄として重宝しそうなレオパード柄のパーカ。ベロアのように起毛した表地は肌触りが良く、裏地にはサーマル生地を使っているので着心地も抜群。
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