OCEANS

SHARE

体幹を鍛えるメニュー

[1]片脚跳び(左右往復20回×1セット)


カラダを安定させるために腹筋や背筋などあらゆる体幹筋を動員する。この原理を活かして、不安定なトランポリンの上を、さらに不安定にさせるべく片脚で跳ぶ。
円状のネット上で両脚を肩幅に開き、膝も背すじも伸ばした状態から片脚でジャンプ。真上にスキップする要領で、膝を腰の高さまで左右交互に引き上げる。取り組む時間よりも、なるべく正しいフォームを心がけることが重要だ。
 

[2]片脚で左右跳び(左右往復20回×1セット)


片脚跳びに左右の動きを加えることで、体幹にさらなる負荷をかけるメニューがこちら。脚は左右交互にネットの端に着地するよう動作する。スピードスケート選手をイメージしながら、両腕も動きに合わせてしっかり左右に振ろう。
上体はやや前傾になり、背すじを真っすぐに伸ばして行う。左右に移動する際、浮いているほうの脚は膝を曲げて後ろへ向けるとバランスが取りやすい。
 

[3]ジャンプスクワット(15回×1セット)


トランポリン上でジャンプスクワットを行えば、体幹はもちろん、ヒップの大臀筋や太腿裏のハムストリングスなどを鍛えることができるメニュー。
膝を写真のように曲げて腰を落とし、背すじは真っすぐにキープ。このとき骨盤が後傾しないように意識すること。天井にぶつからない程度に真上にジャンプ。体勢を崩さないように注意して着地し、元の姿勢に戻り、またジャンプ。これを繰り返す。
教えてくれたのはこの人
ラディカルフィットネス・ジャパン フィットネス指導者/小説家 嘉山直晃さん
日本全国にトレーニングプログラムを提案するフィットネスメーカー、ラディカルフィットネス・ジャパンのマスタートレーナー。全国のフィットネス指導者の育成・教育に携わる。現在は、約500件のフィットネス施設で導入されているミニトランポリンを使った高強度&低衝撃のトレーニングプログラム「ユーバウンド」の指導や普及に力を注ぐ。また、小説家としての顔を持ち、初の著書『浜辺の死神』で産業編集センター主催の第5回「暮らしの小説大賞」を受賞している。


3/3

次の記事を読み込んでいます。