これから大人の階段を上り始める20代後半の俳優・松㟢翔平さんが、今年トライしたいのは、「紳士の嗜み」を知ること。まずは思い切って英国調の上質なスーツを購入。さらにバーバーでシェービングをしてラウンジで一杯……。そんな“紳士体験”を「ダンヒル銀座本店」で味わってみたい。
自分史に残るスーツはタイムレスな魅力を放つ英国調
大人の階段を駆け上がる年頃の自分には、ここぞというときのスーツも必要だし、たまには贅沢な時間をゆったり過ごす心の余裕も欲しい。そんな思いを胸に、俳優・松㟢翔平さんが向かった先は、1年半ほど前にリニューアルを果たした「ダンヒル銀座本店」。
ここでは、英国ブランドならではのクラシックなスーツも購入できるし、紳士が英気を養う昔ながらのバーバーや、シャンパンや豊富なカクテルが飲めるラウンジも併設されている。
3階のスーツセクションで「今日は紳士の入り口に立つ自分に相応しいスーツが欲しい」と気合が入ったコメントをスタッフに伝えると、昼も夜もスマートに着られるグレンチェック柄の定番モデルをすすめられた。
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「これまでカフスボタンが必要なドレスシャツを着たことがない」と言う松㟢さん。豊富なバリエーションを目の当たりにして、「奥が深すぎる!」と大興奮。
シンプルなストレートチップの靴を想定して、レングスを決める。「ちょっとした長さの違いで、見え方が全然変わるものなんですね。“微差こそ大差”ということがよくわかりました」。
首や肩を採寸後、ジャストサイズのシャツを試着。パリッとしたシャツに袖を通すと思わず笑みがこぼれる。「シャツを着ただけで気分が変わりました。紳士に近づいてる実感があります(笑)」。
「ジャケットとシャツの袖の長さの目安はどのぐらいがいいのでしょう?」。細部のバランスや見せ方も熟練のスタッフから丁寧なレクチャーを受ける。
タイやタイバーを合わせたときの印象も確認。今回はうっすらと浮かび上がるグレンチェック柄のスーツに合わせて、ソリッドに近い同系色による小紋柄のタイをチョイスした。
「買うなら絶対にグレー」と決めていた松㟢さん。数着袖を通して、しっくりきた1着を興奮気味に購入。「靴やネクタイ、タイバーなどの小物選びのポイントも聞けたから、少しだけど紳士に近づけた気分です(笑)」。
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