ブランドの信念を具現化した大定番
「まずブラックレーベルに属する看板モデルが『ケロン』。ブランドのアイコンでもあるトンネル型のフォルムを最初に採用したモデルです。快適性、強度、居住空間の広さなど、ヒルバーグの特徴をすべて兼ね備えています」。
ケロンで使うポールは、すべて同じ長さに設計されているのでポール通す箇所を間違えることがない。
「ヒルバーグには、 “陽が落ちた悪天候の中、グローブをしたままでヘッドランプの灯りだけでも素早く設営できる”という、テント作りの理念があります。言い換えれば、誰にでも簡単に設営できるテントと言えます。圧倒的な居住空間確保ができるので、キャンプシーンでも使い勝手がいいモデルです」。
「サイズや仕様のバリエーションはいくつかありますが、お店での売れ筋は『ケロン3GT』です」。
こちらはケロンよりも前室部分を広くとり、たっぷりと荷物を置くことができる仕様のもの。出入り口は両サイドにあり、暑い日は開放すれば風の通り道もしっかり確保できる。世界中のハードな冒険に使われている信頼性の高さが売りだが、その機能性は日本のファミリーキャンプでも活躍してくれる。
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