厳“泉”露付●冬といえば温泉。寄る年波には勝てず、冷えに敏感になってきたらなおのこと。気になるのは、プライベート感満載な露天風呂付きの温泉宿=“露付き”である。オーシャンズが厳“泉”した露付きをFor 湯〜♨
ゆっくり温泉に浸かって心も体も満たしてくれる露付き。それだけでも充分最高だが、ここにサウナも付いた「サ付き」なる温泉宿が存在するらしい。
「ここ数年、“ととのう”という言葉とともに流行しているサウナですが、実は露付きにもサウナブームの兆しがあるんです」と教えてくれたのは、「一休コンシェルジュ」の事業部長を務める石川愛里さん。温泉の癒やしとサウナのととのい。この両輪で、オッサンの冷えともサラバ!
この人に聞きました! 石川愛里さん●「一休コンシェルジュ」メディア事業部長。一休.comサイト内のWebマガジン「一休コンシェルジュ」で、編集者として日々旅にまつわる素敵な情報を発信する。年間50軒以上の旅館やホテルを巡りながら、自ら取材・執筆も行う。好きな言葉は「非日常」。 |
温泉+ドライサウナが“ととのった”本格サ付き
〜鳥遊ぶ森の宿 ふたり静(鹿児島)〜
「本格的なドライサウナが楽しめると評判の宿がココです」。
そういって石川さんが教えてくれたのが「鳥遊ぶ森の宿 ふたり静」。鹿児島を代表する霧島温泉郷にあり、古民家風の母屋と露付き離れ5棟だけという、プライベート感満載な宿である。
「離れの5棟のうち、『風の音』『鳥の音』『水の音』の3部屋には、専用のサウナルームが付いていて、好きなときに思う存分サウナが楽しめます。これはサウナーにはたまらないと思います」。
それぞれの客室には露天風呂と趣向を凝らした内風呂も用意され、天然温泉の掛け流しの湯が楽しめる。
「“水風呂付き”というところも、サウナ好きに刺さるポイントかと」と石川さん。サウナのあとに水風呂、そしてサウナと、“ととのう”のに欠かせない温冷交代浴もバッチリできる。プライベートな空間でリラックスしながらサウナに入れるのだから、“ととのう”シチュエーションとしては完璧だ。
さらに「花の音」という部屋は、サウナの代わりに岩盤浴が付く。
「岩盤浴は、石から発せられる遠赤外線によってじんわり体が温まります。気持ちいい汗を流せてデトックスにもなるので、こちらもオススメですね」。
温泉は腰痛や筋肉痛、肩こりなどに効能があるといわれる単純硫黄泉。露天風呂と本格的なドライサウナの両方が“ととのっている”となれば、心も体もポカポカになるに違いない。
鳥遊ぶ森の宿 ふたり静住所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3620-4電話番号:0995-78-3161露付宿泊料:5万6181円~ ※2名1泊2食付予約はコチラ 2/2