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2020.02.07

あそぶ

金の湯、銀の湯、空飛ぶ湯……サプライズ付きの露付きで冬の極上温泉体験

厳“泉”露付●冬といえば温泉。寄る年波には勝てず、冷えに敏感になってきたらなおのこと。気になるのは、プライベート感満載な露天風呂付きの温泉宿=“露付き(ろつき)”である。オーシャンズが厳“泉”した露付きをFor 湯〜♨
量より質で、いい宿の情報を提供する宿泊予約サイト「一休.com」。そのなかで、検索ワードの上位を常に取っているのが「露付き」らしい。つまり“露天風呂付きの温泉宿”はみんな大好きということだ。
え? そりゃそーだって?
いやいやいやいや。これから紹介する露付きを知ったら、そんなに平然とはしていられないはずだ。案内人は、一休.comが運営するWebマガジン「一休コンシェルジュ」編集部の石川愛里さん。さっそく教えてもらおう! 予約するべき宿ってどんなとこですか?
「そうですね。まずは、サプライズが待つウワサの露付きから見ていきましょうか」。
この人に聞きました!
石川愛里さん●「一休コンシェルジュ」メディア事業部長。一休.comサイト内のWebマガジン「一休コンシェルジュ」で編集者として日々、旅にまつわる情報を発信。年間50軒以上の旅館やホテルを巡りながら、自ら取材・執筆も行う。好きな言葉は「非日常」。

 

あなたが入りたいのは……金の露付き? 銀の露付き?
〜中の坊瑞苑(兵庫)〜

あなたが入りたいのは……金の露付き? 銀の露付き? 〜中の坊瑞苑(兵庫)〜
過去にはグレース・ケリーも宿泊したことがある名宿。約2年前にリニューアルしたため、施設自体も美しい。
昔話の金の斧、銀の斧みたく、ヨコシマな気持ちで答えたらどっちの湯も入れない、なんてことはないのでご安心を。
日本最古の温泉といわれている兵庫県の有馬温泉。赤銅色の湯が特徴の“金泉”と、無色透明の“銀泉”の2種類が涌出する珍しい温泉地でもあり、その両方をひとつの宿で堪能できるのが「中の坊瑞苑」の貴賓室だ。
10畳の和室に、リビングとツインベッドルームがついた貴賓室。
「まず、金泉、銀泉をひとつの宿で堪能できるだけでもスゴいことなんです。なぜかといえば、金泉は、含鉄-ナトリウム-塩化物強塩温泉なので、風呂桶自体が錆びやすくメンテナンスが大変。なので、金泉を持っていることがまず稀少。銀泉の露付きは見かけますが、金泉が楽しめる露付きとなると……相当限られてきますね」。
赤銅色の湯が特徴の“金泉”と、無色透明の“銀泉”の2種類が涌出する珍しい温泉地でもあり、その両方をひとつの宿で堪能できるのが、「中の坊瑞苑」の貴賓室だ。
隣同士に金泉と銀泉が並ぶ。
「それでいて中の坊瑞苑の貴賓室では、銀泉も楽しめる。しかも両方とも露付きだなんて! 名だたる旅館が点在する有馬温泉でも、とても贅沢な存在だと思います」。
さらに温泉の効能も、冷えを感じ始めた年代に打って付けだという。金泉に含まれる塩分は、血行不良や冷え性の体を芯から温めてくれ、加えて肌に付着した塩が薄い皮膜をつくり、保湿効果も期待できる。また銀泉は、湯から蒸発したラドンガスを吸入することで自然治癒力を高めるとも。
金か銀か。選択する必要もなく両方堪能。交互に浸かれば、体の芯からポッカポカになれそうだ。 
中の坊瑞苑
住所:兵庫県神戸市北区有馬町808
電話番号:078-904-0787
露付き宿泊料:16万4272円~※2名1泊2食付き
予約はコチラ



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