ビジカジならぬフィジカジ? オーシャンズ、またヘンなことを言い始めたかと訝らずに聞いていただきたい。緩み始めたワガママボディは今年こそ引き締めるべし、と見つけたのが「フィジーク」なるもの。ボードショーツが似合うカラダの美しさを競うフィットネス競技のことで、にわかに注目されているのだ。
カラダのデカさを表現するなら、ボディビル>フィジーク>細マッチョ、といった感じ。オーシャンズとしては今後、フィジーク的ボディに似合うカジュアルを“フィジカジ”と銘打ち、その普及を目指す。
そんな我々の動きを知ってか知らずか、ファッションシーンを牽引するメゾンから続々とフィジカジ志向のアイテムが登場していた。
プラダのパーカ&パンツ
よれたパーカ&スウェットでは、ただのフィットネスおじさんになってしまう。それをフィジカジへと昇華させてくれるのが、上質素材のそれ。プラダから今季登場したのは、ウール70%、カシミヤ30%の極上ニットを使用したセットアップだ。メゾンならではのシルエットの美しさは言わずもがな。カラダに自信アリの海外セレブさながらに、堂々とホワイトを上下着こなす感じも、フィジカジのポイントに。
ルイ・ヴィトンのイヤホン
ワークアウトにもカジュアルにも使えるグッドルッキングなワイヤレスイヤホンは、フィジカジを彩る必須小道具。最新「ホライゾン・ワイヤレス・イヤホン」は、アイコニックなモノグラムをアクセントにした全5色展開。高品質なサウンドだけでなく、アクティブノイズキャンセリング機能や外音を取り込めるアンビエントリスニング機能など、使い勝手が向上。1回の充電で最長10時間再生が可能、最大2回までケースによるイヤホンのフル充電ができるという優れものだ。
ほら、気になるでしょ? 以後、フィジカジをお忘れなく!
清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 髙村将司=文