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2020.02.04

ファッション

話題のスニーカー店を“勝手ニシュラン”。三つ星以上の3店の見所案内

スニーカーショップで一足触発●昨年から今年にかけて、立て続けにオープンしたスニーカーショップの魅力を看板スタッフに聞く短期連載。
昨年末にオープンした話題のスニーカーショップの看板スタッフに、鉄板モデルを教えてもらう短期連載。第2回は、個性溢れる3つのショップの魅力に迫ってみたいと思う。
案内役はこの3人。彼らとともに店内を歩いたら、3店とも面白すぎて、勝手に三つ星あげたくなりました!
人気スニーカーショップの看板スタッフ
「スニーカーズエンスタッフ トウキョウ」堀 那由汰さん(25歳)
昨年11月に代官山にオープンしたストックホルム発のスニーカーショップ「Sneakersnstuff Tokyo(スニーカーズエンスタッフ トウキョウ)」、通称SNSに勤務。自他ともに認めるスニーカー好きで、コレクション数は自分でも把握できないほど。特にハイテク系が好み。
「エーティーエーディー」アディ子さん (25歳)
昨年12月に渋谷に誕生した、アディダスとアトモスのコラボショップ「A.T.A.D(エーティーエーディー)」の看板娘。アディダス好きインフルエンサーとしても活躍する。人生初スニーカーは、元NBA選手のパトリック・ユーイングのシグネチャーモデル「アティチュード」。
「ボース」村邉 裕三郎さん (35歳)
パリを拠点とするシューズブランド「both(ボース)」で働く傍ら、プロダンサーとしても活動。自身もオーシャンズ世代のため、来店する大人の男たちにくれる等身大のアドバイスが好評。ちなみにスニーカーは、カラーソックスと合わせて履きこなすのがマイルール。

 

プリクラ、アニメ、コタツ……“SNS”で繋がるスニーカーとニッポン文化

通称SNS(エスエヌエス)こと「Sneakersnstuff Tokyo(スニーカーズエンスタッフ トウキョウ)」は、スニーカーとアパレルアイテムが揃うスウェーデン・ストックホルム発のスニーカーショップ。ロンドン、ベルリン、パリ、ニューヨークなど世界の主要都市で展開してきたが、昨年12月、代官山に日本初のショップをオープンさせた。
商業施設「ログロード代官山」の3棟を利用して作られたスニーカーズエンスタッフ トウキョウ。入り口ではデッカいスニーカーがお出迎え。
ナイキやアディダスなど主要ブランドのオリジナルモデルはもちろん、ブランドとのコラボモデルなども数多く展開。早くも、国内だけでなく海外のスニーカーフリークからも注目される存在になっている。
「SNSのショップは、各店舗がある土地の風土やカルチャーにインスピレーションを受けてデザインされているのが特徴なんです」とスタッフの堀 那由汰さん。
もちろんSNS TOKYOも、東京ならではの空間に仕上がっている。さっそく見ていこう。
ジャパニメーションなどクールジャパンから発想されたデザインの4号棟の店内。
ハイテクスニーカーが並ぶひとつ目のエリア「テクニカル(4号棟-MODERN )」は、クールジャパンな要素を取り入れたデザイン。
金属風のノズルが組み合うユニークな什器は、排水管からデザインのヒントを得たとか。
ジャパニメーションから着想を得た什器や、プリクラや昭和テイストを醸し出す映画館をテーマにしたフィッティングルームなど、こだわった演出があちこちに見られる。
奥に見えるのはコタツ。和のモチーフを取り入れた3号棟の店内。
ローテクスニーカーが中心に並ぶ「ハンドメイド(3号棟-TRADITIONAL )」では、日本の伝統文化などからインスピレーションを得た、ハンドメイドの家具や什器による演出。人気ブランドのお馴染みのモチーフやロゴなどと和の要素の融合がユニークだ。
ヴァンズの人気モデルも数多く並ぶ。
ちなみに3月には「SNS cafe」もオープン予定。渋谷のサンドウィッチカフェ「CAMELBACK (キャメルバック)」とのコラボレーションにより、スウェーデンと日本の文化からイメージしたオリジナルメニューが楽しめるようになる。
「買い物をしなくても、アミューズメント感覚で遊びに来てくれるだけでもいいんです」と堀さんが語るように、面白い店内を撮って、それこそSNSに投稿する人やプリクラを楽しむ人など、ショッピング+αな体験を満喫するお客さんも多いそう。新たなスニーカーカルチャーの発信地として期待できそうだ。
Sneakersnstuff Tokyo(スニーカーズエンスタッフ トーキョー)
住所:東京都渋谷区代官山町13−1 ログロード代官山2号棟、3号棟、4号棟
電話:03-6868-8801
営業時間:11:00〜20:00
無休


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