今日は家族が出かけていて、家にひとりきり。さて、晩メシはどうしようか。
あたたかいご飯が食べたいが、自分だけのために炊飯器で炊くのは、ボリューム的にも時間的にも抵抗がある。そんなオトーチャンの休日“ぼっちメシ”に、心強い味方が現れた。
「着るコタツ」「背中毛シェーバー」など、斬新すぎるアイデアでオンリーワンの家電を生み出し続ける気鋭の家電メーカー・サンコー。その新作は、弁当箱の形をしたこちら。最短14分でご飯が炊きあがるという、早炊き自慢の炊飯器である。
米を入れて水を入れたら、フタをしてスイッチオン。あとはほんの少し待つだけで、炊きたてご飯のできあがりだ。家にひとりだけのときや、仕事で帰りが遅くなったときでも、これなら気軽に使える。“弁当箱”からそのまま食べられるのもラクだし、最大で1合炊き(茶碗2杯分)という食べ切りサイズもまた気が利いている。
気になるご飯の味も問題なし。底面に敷きつめられたヒーターで釜の側面までしっかり加熱するため、ルックスに似合わない高火力で、ただ早いだけでなく、ムラなくふっくらと炊き上がるのだ。
本体は防水仕様なので、食べ終わったらまるごとスポンジ洗いOK。食器棚にもすんなり入るコンパクトサイズで、収納にも困らない。
冷凍保存しているご飯や市販のパックは、やっぱり味気ない。炊きたてアツアツを食べれば、たとえひとりだって忙しくたって、何だか心が躍るしエネルギーも湧いてくる。そこにイカしたご飯のお供なんてあれば、男のひとりメシには完璧だ。
[問い合わせ]サンコー03-3526-4328www.thanko.jp中山秀明=文