昨年5月、ミラノで行われた2020年春夏コレクションで、日本人ジャーナリストたちをひと際湧かせたアイテムがある。フェンディとムーンスターのコラボスニーカーである。
ムーンスターといえば1873年の創業以来、
徹底した品質管理に基づく靴作りを続けてきた久留米の老舗シューズメーカー。そんな彼らと世界屈指のラグジュアリーブランド・フェンディがタッグを組んだアイテム群はどれも抜群に洒落ていて、発表当初から発売が待ち望まれ
ていた。そのXデーが先日明らかになり、2020年1月16日(木)と発表された。
FFロゴが印象的な「ローカットスニーカー」。蝋引きのシューレースを採用する。7万9000円/フェンディ(フェンディ ジャパン 03-3514-6187)※画像から一部素材の仕様変更ありブランドアイコンであるFFロゴやストライプのペカン柄があしらわれたキャンバスのアッパー。そこにコントラストを生むのがムーンスターのラバー技術で、バルカナイズ製法によるソールは防水性を確保すると同時に、コレクションテーマである「ガーデニング」の世界観を表現している。フェンディらしさ溢れるルックスの一足は、ランウェイを歩いたモデルのようなモードな装いはもちろん、カジュアルにも似合う。
ペカン柄の「ハイトップスニーカー」11万1000円/フェンディ(フェンディ ジャパン 03-3514-6187)また、しなやかな履き心地による歩きやすさも特筆。まさに、両社のデザイン力と技術力が集結した傑作といえるだろう。前述の通り、このスニーカーの発売までにはまだ数日あるが、いち早く入手したいという人はフェンディ 表参道店へ向かうといい。なぜなら、この春夏コレクションの世界観を再現したアート空間「ボタニカル ワンダー」が3月1日(日)までの期間限定で誕生しており、そこで先行販売されているから。
こちらが春夏コレクションの世界観を表現したアート空間。木漏れ日が気持ちいい初夏の朝、ミラノの庭園で開催されたコレクションを疑似体感できる空間には、コラボスニーカーだけでなく、じょうろやガーデニンググローブ、ピクニックバスケットなどユニークなピースが並ぶ。
さらには店舗限定のビーチウェアもラインナップするというから見逃せない。
「ピクニックバッグ」(左)39万円、「ハット」(中央)6万9000円、「じょうろ」(右)51万6000円/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン 03-3514-6187)フェンディが連れてくる、どこよりも早い春。話題のスニーカーをチェックしがてら、体感しに行ってみてはどうだろう。
[イベント概要]フェンディ ボタニカル ワンダー場所:東京都港区北青山3-5 期間:2020年1月9日(木)〜3月1日(日)時間:11:00〜20:00[問い合わせ]フェンディ ジャパン03-3514-6187