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体脂肪を燃やす巨大な筋肉を追い込め!

シンプルな動きをリズミカルに、できるだけ速く。そんな「タバタプロトコル」の中でも、筋トレと同時に体脂肪燃焼が特に期待できるもののひとつが「スプリットランジ」だ。尻まわりや太モモまわりなど、下半身の“巨大な筋肉”に負荷をかけることで乳酸濃度も一気に上がる。
体脂肪を燃やす場所は筋肉なので、その量が多いほどバンバン燃やせることになります。ならば、より大きな筋肉を鍛えたほうが高効率なんです。体でもっとも大きな筋肉は太モモから尻まわり。『スプリットランジ』は下半身をいじめるのにうってつけのメニューなので、これを限界スピードで行えばさらに“ジタンコウフカ”なトレーニングになります」。
【スプリットランジ】
スプリットランジ
軽くカカトを浮かして、背すじを伸ばして立つ。これがスタートポジション。
スプリットランジ
バランスを崩さないように注意しながら、軽くジャンプして、片脚を限界まで大きく前に踏み出す。
基本姿勢
素早くスタートポジションに戻り……
スプリットランジ
間髪おかずに、もう一方の脚を大きく前に踏み出し、素早くスタートポジションへ。これを左右交互に、リズミカルに繰り返す。
【ポイント】
この動きを素早く20秒間(10秒レスト)、6〜8セット行うのが基本。つま先はまっすぐ前を向くように意識する。外や内側に開くと負荷が分散してしまう。また、カカトを軽く浮かせることで、素早く動くことが可能に。踏み出す脚は、前に出せば出すほど負荷が高まる。はじめは股関節まわりが攣りそうになるくらいキツいが、踏ん張れば効果絶大! ちなみに太モモの内側の筋肉にも負荷をかけられるので、歩き方や走り方のフォームも格好よくなるという。
次回も年末年始に暴飲暴食をしてしまった男性必見。体脂肪を燃やすだけではなく、尻にエクボがつくれる、超ハードなスケーティングジャンプを紹介する。1セットクリアしたら、下半身ガクガクになること必至!
「ジタンコウフカのススメ」
「忙しくて時間がない」「ジムトレもそろそろダレてきた」という男性諸君、ちょっぴりキツいけどサクッと終わるトレーニングはいかがだろう。キーワードは「ジタンコウフカ(時短高負荷)」。呪文のようだが、そこには科学の力を借りて効率よく体を変えるヒミツが隠れている。サッカーやラグビーの日本代表選手も通いつめる高地トレーニング施設のトレーナーに、理論と実践法を教わっていこう。上に戻る
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【取材協力】
ハイアルチ 吉祥寺スタジオ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17-18
電話番号:0422-22-7885
営業:10:00~22:00(平日)、10:00~19:00(土・日・祝)
http://high-alti.jp/
空間をまるごと低酸素状態にしたスタジオで行う「ハイアルチテュード(高地)トレーニング」を、気軽かつ、リーズナブルに体験できる日本初のハイアルチテュード専門スタジオ。専門トレーナー指導のもとでのトレーニングなので、安全に効率よく鍛えられる。都内では、吉祥寺のほかに、三軒茶屋、代々木上原にスタジオを構える。
 
【Other Training Menu】
低酸素スクワット低酸素プッシュアップ低酸素シットアップバーピー
楠田圭子=取材・文 渡邊明音=写真


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