OCEANS

SHARE

そういえば、“奇界なバッグ”が出るらしい

藤井 そういえば健寿くん、最近カメラバッグを作ったんだって?
――なんと、最後に告知ですか?(笑)
佐藤 そういうつもりはなかったんですが(笑)。ポーターさんと3年近くかけて、一緒に作ってきたカメラバッグが来春、ついにリリースされる予定で。
奇界遺産バッグ
まだ試作品のカメラバッグ。今、最終のツメを行っているという。街と旅をシームレスに往来する佐藤さんらしいスマートなデザインだ。
――街と取材先をシームレスにつなぐカメラバッグがなかったんですか?
藤井 僕も写真撮るからわかりますけど、スタイリッシュという範疇で語れるカメラバッグはアメリカの「DOMKE(ドンケ)」くらいかな。
佐藤 そうですね。あれも味出し系というか。クラシックなので、機能面では少し弱いんですよ。で、機能を求めると「カメラバッグ然」としたものしかないという。
――確かに、あまりカメラバッグっぽくないですね。
「すごいよくできてる」と藤井さん。
佐藤 今日は持ってきていないんですが、ここにカメラが収まるインバッグが入ります。カメラを使わないときは、このようにアウターバッグだけで普通にショルダーとして使える。また、ショルダーのバックルを大きく肩口につけているのもポイントで、グローブしたまま着脱できるようにしています。
藤井 さすが3年かけただけの作り込み。でも、生産量がかなり少ないらしいじゃないですか。
佐藤 これを縫える職人さんが少ないみたいで。
藤井 これも日本製だね。
――ほかに特徴は?
佐藤 バッグの後ろ側のジップを開れば、トロリーのハンドルに通せます。
一同 おお、至れり尽せり!
藤井 出張にも役立ちそう。
――佐藤さん、服とか、機能とか、あまり詳しくないとかカマトトぶってますけど、なかなかのこだわり派ですね!
藤井 絶対そうだ。
佐藤 ま、まぁ、否定はできないですよね(笑)。
――発売はいつでしょう?
佐藤 最終調整中なので、決まったらまたお知らせします。
 
最後に、今冬のBESTアウター候補をおさらい!

毎回ソールドアウトとなる、ノンネイティブ別注のワイルドシングス「デナリジャケット」。3度目となる本作はコヨーテカラー、ターコイズ、黒の3色展開で、コヨーテカラーとターコイズには黒とのバイカラー・デザインもある。発売日は2020年1月3日(金)。新年の初買い候補、なくなる前にぜひ! 各12万円/ノンネイティブ×ワイルドシングス(ベンダー 03-6452-3072)
【問い合わせ】
COVERCHORD https://coverchord.com
ベンダー 03-6452-3072
髙村将司=文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。