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2020.01.07

ファッション

「三原さんの“ネンド”がバズってます」メゾン ミハラヤスヒロのスニーカー

街がランウェイになるスニーカー●世界のファッションショーを長年に渡り取材してきたファッションジャーナリストの増田海治郎。そんなランウェイの専門家であり中毒患者でもある増田が、トップメゾンの最旬スニーカーを多角的な視点で解説する短期連載。第8回目はメゾン ミハラヤスヒロ。
三原康裕さんはスニーカーの歴史において名を残す人だと思う。長年にわたってパリでコレクションを発表しているから、もはや洋服のデザインのイメージが強いかもしれないけれど、三原さんの出自は靴。学生時代に独学で革靴を作りはじめ、最初はシューズブランドとして名声を得た。
2000年からはプーマとのコラボレーションをスタートし、これまでのスニーカーデザインの常識を覆す数々の名作を生み出してきた。これまでにデザインしてきたスニーカーの数は500足超!
これは、スポーツブランドのシューズデザイナーでも、そう簡単には達成できない数字だと思う。
パリで発表した2020年春夏コレクション。足元は人気が爆発している“ネンド”スニーカーだ。
そんな三原さんの最新作がバズっている。
3万円/メゾン ミハラヤスヒロ 03-5770-3291
このスニーカーの最大の特徴は、凸凹した歪なミッドソールの形状。最初に粘土で作ったプロトタイプをスキャンして、型を起こしたのだという。某名作を連想させるローテクなデザイン、マルチカラーの配色も遊び心に溢れていて、履くだけでハッピーな気持ちになれそう。
BIGBANGのスンリをはじめ、数々の海外セレブリティの間でも人気が爆発している。
3万2000円/メゾン ミハラヤスヒロ 03-5770-3291
こちらも、非常に気になる一品。ミッドソールは上と同じ凹凸タイプで、ゴールドのスパンコールのアッパーがカワイイ。
4万4000円/メゾン ミハラヤスヒロ  03-5770-3291
こちらはデンマーク発のシューズブランド「エコー(ECCO)」とのコラボレーションモデル。同ブランドのアウトドアスニーカー「エコー エキソストライク」をモディファイしたデザインで、ヒールには往年のプーマとのコラボレーションモデルを連想させるヒールスタビライザーが! ありそうでなかったデザインは、まさにスニーカー界の奇才ならでは、なのだ。
 
[問い合わせ]
メゾン ミハラヤスヒロ
03-5770-3291
増田海治郎=文


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