リビングで、エルメス
リビングのアクセントとしてあつらえ向きなホームウェア。円柱型のスツール「ブーション」はヴァッシュ・ナチュラルと呼ばれる雌牛から原皮を採ったカーフレザーで座面と側面を覆った、高級感漂うミニマルデザイン。芯はコルク素材で、エルメスの家具では初めて使用された素材。
やや大判のブランケットとクッションは、ふんわりと滑らかなスコットランド産ラムウール製で、触れているだけでも心地良い。トラッドなチェック柄には、さりげなくブランドイニシャルの「H」を落とし込んでいる。ダブルフェイスのジャカード織りで、フィリップ・ムーケのデザインによるネクタイ柄とルイ・ボカンのストライプを組み合わせた柄はリバーシブル仕様。
ダイニングで、エルメス
「トゥタンパピエ」という厚手で上質なペーパーを使用した、36枚セットのランチョンマットは6人のアーティストのグラフィックを使用した多彩なもので、印刷には食品にも使用可能な安全なインクが使用されている。
同様の柄を配した12枚セットのコースターと合わせれば、たちまち洗練されたダイニングのできあがり。
自室で、エルメス
馬具づくりというエルメスのルーツを感じさせる、アイコンの「サマルカンド」を象ったペーパーウェイト(写真奥)は透明感のあるラッカー素材と、ヴォー・バレニアという仔牛のレザーの2種類が揃う。
起き上がり小法師を意味する「キュブルト」と名付けられたしずく型のボールペンは、1985年に登場したアイテムをブラッシュアップしたもの。スクリュー式で、インクは黒と青の2種類。ハイセンスで独創的、そんなエルメスの真骨頂をぜひ、普段使いで。
3/3