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2019.12.25

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雌の黒毛和牛だけを扱う焼肉店「うし松」。業界がザワつく美味さの秘密

肉に魅せられた肉好きたちが2020年1月10日(金)、西麻布に焼肉店をオープンさせるとして業界がザワついている。ただし、業界と言っても飲食業界ではなく“ファッション業界”である。

店の名は「うし松」といい、そこに、オーシャンズでもお馴染みのアパレル関係者が関わっているのだ。
その転身に驚いた業界人も少なくないが、彼らの肉好き&メシ好きは周知の事実。年間300食ほど肉を食べ歩いているメンバーが集まったこの店は、まさに和牛から滲み出る肉汁のように、彼らの肉への愛がたまらず溢れ出た結果なのである。
 

寿司職人が市場で魚を選ぶように牛肉を厳選する「うし松」

佐々木譲さんが生産する水沢牛。左はシャトーブリアン、右はサーロイン。
「うし松」で取り扱う肉はすべて、実際に会い、話を聞いて、信頼できるスゴ腕の生産者のものばかりを厳選。例えば岩手県の農家が徹底的に自家配合の飼料、出荷月齢にこだわって育てた「水沢牛」。茨城県の農家が育てた、幻とも言われる「飯村牛」。そして兵庫県の「神戸ビーフ」や「田村牛」、三重県の「松阪牛」などである。

そして扱う肉はすべて黒毛和牛の“雌牛”のみ。これは、雌牛こそが黒毛和牛本来の旨さを持ち合わせているという考えからだ。
さらに「うし松」は一般的な焼肉店と違い、寿司職人が毎朝、市場に出かけて魚を仕入れるように、焼肉職人として自分たちが市場に出向き、実際に目で見た、その日最もいい状態の肉だけを買い付ける。そうすることで、“いい肉”のなかでもいいモノが店頭に集まるようになるのだ。
 

一頭買いした肉を、おまかせで、肉に合う酒ともに

コース料理は、1人前9000円〜。
おすすめのメニューは、一頭買いしたこだわりの牛肉をおまかせで提供する「コース料理」。部位ごとにそれぞれベストな味付けで提供してくれる。
またアラカルトも充実しており、目黒・不動前の予約が取れない人気焼肉店「しみず」で修行を積んだ料理長による一品料理なども堪能できる。しかも、通うことで教えてもらえる裏メニューも用意しているというから、一度と言わず二度三度、リピートすること確定なのである。
「オレンジハイボール」1000円。
焼肉に合うドリンクメニューも豊富で、特にプレステージウイスキーを使用した自家製のオレンジハイボールは、ぜひ焼肉とのペアリングを試したいところ。また、三つ星シャンパーニュを用意するなど、ワインリストにも抜かりなしだ。
 
肉が好きすぎて集まった男たちの、度が過ぎるほどにこだわりまくった焼肉店「うし松」。美味くないはずはなく、あっという間に予約の取れない人気店に成長するに違いない。ファション業界だけでなく、飲食業界がザワつく日も、近いと思う。
ちなみに、予約の申し込みは1月6日(月)正午から。電話のみの受け付けで、その電話番号は当日、公式サイトに公開される。いい肉を提供するためのサービスまで、こだわりまくりである。
 
[店舗詳細]
うし松
東京都港区西麻布3-13-14
https://ushimatsu.com


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