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ふた皿目「ニラと干し海老のおひたし〜黒ごま風味〜」

にらと干し海老のおひたし 黒ごま風味
お次は栄養たっぷりのにらをまとめて食べられる箸休め、薬膳仕立てのにらのおひたしをご紹介します。
ニラと海老はどちらも、温陽(【おんよう】陽気を補うことで、身体をあたため生理機能を正常にする)と補腎(【ほじん】身体に元気を蓄える働き)の働きがあるので、身体をあたため、パワーをつけたい冬にぴったりの食材コンビなのです。

海老は、干し海老を使って戻し汁も利用するので、香り良いおひたしに仕上がります。さらに、「腎」を補強する助っ人、黒ごまとごま油をプラスして1年の疲れをとり、来年にむけてチャージしましょう!
[材料]2人分
ニラ 1束
干し海老 30g
黒すりごま 20g
酒 大さじ1
醤油 小さじ1
みりん 大さじ2
ごま油 数滴
[作り方]
干し海老は、ぬるま湯につけてもどす。戻し汁はとっておく。
の戻し汁50ccに、酒、みりん、醤油を入れ、ひと煮立ちさせ、冷ましておく。
 ニラをさっと茹で(茎部分は1分、先の柔らかい部分は30秒くらい)、水にさらし、4cmくらいに切りそろえる。
のニラと、の海老をに入れ、味を含ませる。仕上げに黒ごまとごま油を加え、さっと混ぜて、出来上がり!
 
[薬膳ママからひと言]
何かと慌ただしい年末ですが、「肝」と「腎」をいたわって1年の疲れをゆっくりとってください。美味しいものを楽しくいただき、少し身体も動かしてくださいね。そして何より心を動かすことを忘れずに。笑ってくださいね。皆さまにとって、2020年も健やかな1年になりますように。
ママの「おばんざい屋」編はこちら。
小池美枝=写真・文 


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