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クリスマス

親から言われなくてもバレてしまう

Q.(知っていると回答した人に)親がサンタだとバレたきっかけを教えてください。
・「子供同士の友達からの情報」(40歳・女性)
・「テレビでサンタの正体についてトークしていたのを見てしまった」(45歳・女性)
・「まだ起きているうちにプレゼントを置きに行ってしまったから」(45歳・女性)
・「夫婦でLINEのやり取りをしていたのを見られた可能性がある」(43歳・男性)
もっとも多かった回答は“まわりからの情報”だ。友達、近所の上級生、祖父母、テレビなど、親の目の届かないところでうっかり知ってしまう、というケースがほとんどだ。とはいえ、これは仕方のないことだろう。むしろ、こっちから話す手間が省けて好都合、といったところか。
また、これも“あるある”だが、「枕元にプレゼントを置く瞬間を見られた」だったり、「買っておいたブレゼントが見つかった」などといった、親の粗相が原因となる回答も少なくない。しかし中には「サンタなんか存在しないと自分から言った」(41歳・男性)というドライな子供や、「プレゼントを遠慮しだした」(44歳・女性)といった、子供が親に忖度するなんてケースも。まあ、第三者から見れば、どっちにしたって微笑ましくかわいいものである。

それでも、サンタを信じる心に付き合うべきである

Q.お子さんに「サンタさんはクリスマス以外はどこにいるの?」と聞かれたら、どのように答えますか?
・「フィンランドで休暇中」(42歳・女性)
・「北海道・広尾町のサンタランド。普段はそこにいるけどプレゼントを用意しなくてはいけないから忙しいんだよ」(42歳・男性)
・「雪が降っている遠くの国」(41歳・女性)
・「外国にいて、普通に働いている」(44歳・女性)
・「クリスマスに向けて世界のおもちゃ工場をまわっている」(45歳・女性)
・「事務所でプレゼントの準備をしている」(43歳・女性)
・「どこかにいると思う」(42歳・男性)
さて、「サンタの正体は親」という事実以前に、「そもそもサンタってなんなの?」と疑問を持つ子供も当然いる。そんな時の対処法には、いくつかパターンがあるようだ。「この質問、ウチはまだだな」という人もご参考までに。
1つ目は地域や地名で逃げるパターン。お馴染みのフィンランドを筆頭に、北極、南極、北欧、ヨーロッパ、ノルウェー、デンマーク、オランダ、北海道、南の島まで、まあいろいろだ。とにかく“遠くの寒い所”からやってくるというサンタのイメージは崩すまい、という必死さが伝わってくる。
2つ目は、「クリスマス以外は普通に暮らしている」や「世界中を旅している」などといった、日常的なシチュエーションを想像させて逃げるパターン。さらには「次のクリスマスに向けて、おもちゃを作っている」「世界中の子供たちに配るプレゼントの用意で忙しい」など、年に一度の特大イベントのために、1年を費やして頑張っているおじさん、ということにしているのも面白い。
プレゼントやパーティーだけじゃない。我が子の夢を壊さないように、クリスマスはどの親も必死なのである。

ファストアスク=アンケート協力
対象:既婚子持ちの40〜45歳の男女200人


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