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SNSでよく見かける、料理やアイテムを真上から撮影した”映え写真”。いつも唸らされていた一枚も、iPhoneの機能を使えばカンタンに撮影できるのだ。
「カメラの設定から『グリッド』機能をオンにしておくと、カメラを下に向けたとき、画面の中央に白と黄色の+マークが表示されます。これらがピタリと重なるように向きを合わせて撮影しましょう。真上からキレイに写った水平写真に仕上がります」。
また、カフェや人混みのなかで撮影するときに気になるのが、iPhoneカメラのシャッター音。だが、防犯上の理由もあり、シャッター音を設定によって消すことはできない。吉州さんはその解決策も教えてくれた。
「動画を2秒間だけ記録する『Live Photos』モードで撮影すれば、シャッター音は『カシャ』ではなく『ピコッ』という音になるので、少しだけ控えめになります。それでも気になる人は、サードパーティー製のカメラアプリをダウンロードしましょう。多くのアプリに無音で撮影する機能が用意されています。ただ、純正アプリほどiPhoneのカメラ機能を使いこなせるアプリはないというのが、私の所見ではありますね」。
「iPhoneのカメラアプリは、面倒な設定をすることなく、美しい写真を撮るために最適化された機能が満載です。これらのテクニックを駆使することで、ただ撮っているだけでも美しい写真が、プロ顔負けの写真に進化するかもしれません。ぜひ活用してみてください」。
ポケットに収まり、常に持ち主へと寄り添ってくれるiPhone。子供との思い出やちょっとした日常の一コマを切り取るのに、これほどのパートナーは存在しない。皆さんもiPhoneカメラを使いこなして、自分なりの撮影術を編み出してみてほしい。
小島マサヒロ=写真 佐藤宇紘=文
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