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「旅に出るから写真を撮るし、写真を撮りたいから旅に行く」大石 学

旅。美しくも険しくもあるそれを心ゆくまで満喫するには、やはり道具が欠かせない。頼れる道具を持つことで心と身体に余裕が生まれ、さらなる楽しみが広がっていく。
しかし、当然ながら頭に浮かぶすべてを持って歩けるはずはなく、厳選した相棒だけをバッグに詰め込む。それぞれの旅先での出来事を想像しながら。

呉山 学さんは、いつもカメラを持ち歩いているんですか?
大石 そうね、絶対持っていく。旅に出るから写真を撮るし、写真を撮りたいから旅に行くみたいなところもあるかな。今はニコンのF3が欠かせないね。
呉山 僕の場合は学さんと違って山にも登らないシンプルな旅が多いから、最低限のものしか持って行きませんね。必需品と言えるのは、パスポートや貴重品を入れる小さなポーチくらい。これを服の中に忍ばせておけば酔っ払ってもなくさない。あとは、筋トレグッズとプロテインですかね(笑)。

大石 さすが(笑)。向こうでも筋トレするの?
呉山 絶対しますね。 最近買ったのが(上の写真)、コロコロ転がる球の上に手を置いて、すごく不安定な状態で、体幹を鍛えつつ腕立てとかができるトレーニンググッズ。現地のジムでトレーニングもしますよ。
大石 お役立ちグッズとしては、実はドライヤーが優秀なんだよね。洋服や靴はすぐに乾かせるし、寒いときは温風で暖も取れる。髪を乾かしたりじゃなくて、全然違うことに使っていました。
呉山 うわ、それ真似したい!
大石 あとは針金ハンガー。これも服を吊るすんじゃなく、応急処置的な道具として。インドでバイクに乗っているときに振動のあまりマフラーが取れちゃって。それを針金ハンガーで無理やりくくりつけて走ったりしました。

呉山 すごい、ホンモノの旅人だ(笑)。僕はなにか困ったことが起きたら、現地の人に頼っちゃうスタイル。そういう出会いも大切にしたいんですよ。
 
2人の旅への想いは尽きず、次に訪れたい場所も目星をつけている。大石さんはエベレストやインド北部の凍った川でのトレッキングを目指し、呉山さんはバハマの美しい海に憧れを抱く。
同時に、2人は “車での旅”にも意欲的だ。アウトドアフィールドの探検でも、街での散策にも、「X」シリーズなら最適な相棒となってくれるだろう。その予行演習としてニューBMW「X1」に試乗してもらった。

呉山 学さん、運転うまいですね。
大石 同乗者の命を預かってるんで、安全運転で。旅はやっぱり、安全第一(笑)。
呉山 乗り心地抜群です。車内は快適だし、荷室も大きいから旅の道具もいっぱい積める。
大石 見た目はコンパクトなのにね。しかも車の後ろにセンサがーついていて、足をかざすと自動で開く。あれはありがたいね。

呉山 両手がふさがっていてもトランクが開けられるって、荷物が多いと、出発のときも旅先でもうれしいですよね。
大石 山旅でも、登山道の入口まで未舗装の険しい道路を行かないとたどり着けない山もあるからね。「X1」なら山道も強いし、今まで諦めてた山にも登りに行けそう。電車が動いてないような朝日が昇る時間に合わせて出かけたりとか、自分でスケジュールが組めるのも車での旅の良さだよね。

呉山 エクステリアも格好いいし、ブルーがキレイ。これで海沿いのロードトリップとかサイコーじゃないですか! 車だからこそ気持ち走れる道って、やっぱりありますから。
大石 そうだよな〜。普段はひとり旅だけど、これなら奥さんとも出かけられるかも。
呉山 新たな旅の楽しみ方が見つかるんじゃないですか? 僕も早くそんな旅がしてみたい!
4/4

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