この秋冬注目すべき「○○な服」。そのひとつが「アウトドアな服」であることは間違いなさそう。身に着けてそのままキャンプやハイキングに出かけたくなるようなアイテムが数多く見受けられるのだ。
まずはグッチのダウンベストから。レトロな感じのスカイブルーのナイロンボディのベストに、フィールドジャケットを思わせるウール地の袖が付くハイブリッドデザイン。アウトドアのエッセンスを抽出し、インパクト抜群の街着に仕立てるセンスに脱帽である。
高品質なグースダウンを使用。フードは取り外し可能だ。フロントには“GUCCI WORLDWIDE”のパッチが、バックに“GUCCI BAND”のロゴがあしらわれている。さまざまな文化や個性が共存できる社会への、エールの意味が込められているという。38万円/グッチ ジャパン 0120-99-2177一方プラダでは「アウトドアな〜」ではなくそのものずばりのギアを展開中。それがこのコンパスとステンレス製ボトルだ。都市を離れて自然を楽しむトラベラーに向けたポップアッププロジェクト「プラダ エスケープ」からのアイテム。このほかカモフラージュ柄のウェアやバッグ、シューズなども用意された特別なラインナップだ。
「プラダ エスケープ」は11月21日より、プラダ 青山店にてインスタレーションの展示を含めて開催中。日本の老舗文具メーカー、デザインフィル社とコラボしたトラベラーズノートやリフィル、ペン、クリップ、ステッカーも限定販売。コンパス(デザイン変更の可能性があります)4万4000円、サーマルボトル1万円[ともに予価]/プラダ 0120-451-913そして好配色が目を引くハット&キャップは、今季のカプセルコレクション「ポロ スポーツ アウトドア」からのもの。1990年代のアーカイブにインスパイアされたという、僕らにとっては懐かしさも感じさせるコレクション。数量限定につきぜひ早めのチェックを。
10種類のアイテムからなるカプセルコレクション「ポロ スポーツ アウトドア」。トレッキング用ベスト、セーター、バックパックなども用意される。それぞれのアイテムに数量限定を表すナンバリングを記載。キャップ1万6000円、ハット1万9000円/ともにラルフ ローレン 0120-3274-20サーフィン、キャンプ、そしてこれからはスキーと、実際のアクティビティもどんどん楽しくなってくる季節。僕らのアウトドアライフは、街でもフィールドでも俄然充実というわけだ。
清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文