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東京の文化案内所ってなんだ?
「ほぼ日カルチャん」


同じく4階にオープンした「ほぼ日カルチャん」も新名所のひとつ。こちらは「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)がプロデュースするスペースで、「東京の文化案内所」をコンセプトに掲げる。
この日は「藤子・F・不二雄ミュージアム」をオススメするスペースも。絵はレプリカだが、なんとペンと消しゴムは藤子F先生が実際に使っていたもの。ほぼ日スタッフが実際にミュージアムで感銘を受けたことからイチオシしているという。ミュージアムは神奈川県川崎市だが“東京近郊”までは守備範囲だそう。
東京では毎日どこかしらで映画やライブ、舞台や展覧会が行われているが、「ほぼ日カルチャん」では、「ほぼ日」が独自の視点でセレクトしたイベントをスタッフが詳しく紹介してくれる。雑貨なども販売されているが、スタッフによると、「買い物はしなくていいので、スタッフと話をしにきてほしい」とのこと。
曰く、「ほぼ日」自体がビジネスを考えずに始めたメディアで、今回の「ほぼ日カルチャん」も、収入イメージがなくても楽しいことを始めれば成果はあとからついてくるだろう、という糸井重里氏らしい考えが根底にあるそうだ。
おすすめスポットはスタッフの実体験に基づくものも多いので、スタッフによって勧められる場所が違うというのも面白い。
毎年恒例、「ほぼ日」とデサントのコラボダウンジャケット。今年は渋谷パルコ限定カラーとしてココア色が登場。大人気で、すでに完売した型やサイズもあるということなので、ほしい人はお早めに。
「ほぼ日」がプロデュースするスペースは、8階にもある。それがイベントスペース「ほぼ日曜日」だ。
「ほぼ日曜日」は、「ほぼ日」主催のイベントを実施するスペースだ。
ここは「ほぼ日」が主催するライブや展覧会、ワークショップなどを定期的に実施するスペースで、現在は東京都現代美術館で行われている「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」に連動した展示会「つづくのつづき」を開催中だ。
「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」の記念企画、「つづきのつづき」が12月29日(日)まで実施中。


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