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2019.11.27

ファッション

ついに明かされたプラダ×アディダスの全貌。そのシンプルさの「理由」


プラダとアディダスがコラボする――11月上旬、突如そんな“予告”が発表された。しかし公開されたのはプラダのショッパーとアディダスのシューズボックスが写った上の写真のみ。中身については明かされず、さまざまな憶測を呼んだが、この度ついに謎に包まれたベールが脱がされた。
ついに公開された「プラダ フォー アディダス リミテッドエディション」は世界700セットの限定販売。価格未定/プラダ フォー アディダス(プラダ クライアントサービス 0120-451-913)
こちらがウワサの真相。プラダ×アディダスのファーストコレクション、その名も「プラダ フォー アディダス リミテッドエディション」である。スニーカーとバッグはワンセットで、12月4日(水)発売開始。両ブランドの公式サイトおよび一部取り扱い店舗での販売で、世界700セットの限定品となる。
スニーカーはアディダスオリジナルスを象徴する不朽の名作「スーパースター」で、サイドとインソール、そしてシュータン部分にプラダのロゴが施されたスペシャル仕様。履き口の内側にはシリアルナンバーも刻印されている。
履き口の内側にはシリアルナンバーが。
バッグは今回のリミテッドエディションのオリジナルデザインで、プラダのボウリングバッグとアディダスのジムバッグが持つ個性を融合して落とし込んだ。こちらにもシリアルナンバーが刻まれている。
ご覧のとおり、仕上がりは至ってシンプル。だがこれにも当然、理由がある。
プラダはスーパースターについて、「新たなデザインを必要としない完成されたスタイルアイコン」と敬意を示し、1969年の発売以降、半世紀にわたって世界中で愛されてきたそのデザインを継承。あえて無駄な変更は加えない、と決めたのだ。ただし、アッパーにはプラダのフルグレインレザーを使用し、バッグとともにメイド イン イタリーを徹底するなど、プラダのこだわりを余すことなく詰め込んでいる。
もちろん、バッグに使われているカーフレザーもプラダクオリティの最高品質だ。
サイドに配されたプラダロゴ。その下には「MADE IN ITALY」の文字が誇らしく刻まれている。
プラダとアディダスは今回のコラボについて、“ファッションとパフォーマンスの真の融合”が新たな創造をもたらすと主張。「伝統、技術、革新の領域を探求し、これまでにない斬新な方法で社会通念に挑むこと」を目標に掲げている。
今回のコラボはまだ、ほんの始まりに過ぎない。サステイナブルな取り組みでも業界をリードするプラダアディダスのタッグだけに、今後もあらゆる角度のビッグニュースが期待できそうだ。
ちなみに、“予告写真”には「アディダス オリジナルス」とともに、「アディダス パフォーマンス」のシューズボックスが写っていたことから、第2弾ではパフィーマンスラインのシューズが登場するのではないか……と、まことしやかに囁かれている。果たして、真相やいかに。
 
[問い合わせ]
プラダ クライアントサービス
0120-451-913


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