ギフト選びはセンスが顕著に表れるもの。僕たちも薄々は気付いていたけれど、どうやら「好きな人からの贈り物は何でもうれしい」ではないらしく、間違えると「一気に気持ちが冷めた」なんて恐ろしい声も。ブランドものだからいいってわけじゃないし、もちろん価格は関係ない。今、女性がリアルに求めているのは、感度の高さ&実用性。つまり、「気の利いた物!」だという。「それって何だ?」 。
その答えを教えてくれるのが、女性誌を中心に活躍する人気スタイリストの新居由梨さん。素敵なオードリー亜谷香さん(
@audrey_ayaka )をモデルに迎え、新居さんの「推薦コメント付き」で詳しく紹介していこう!
自由自在なアレンジが楽しい 「マニプリ」のスカーフ スカーフ1万8000円/フラッパーズ 03-5456-6866、ジャケット4万5000円/マザー(サザビーリーグ 03-5412-1937)、トップス6300円/ジシピ(フレームワーク ルミネ新宿店 03-5324-7676)、パンツ2万5000円/ザ・ニューハウス(アーク インク 03-6452-3649) スカーフを贈るときは使いやすいデザインが正解。メイド・イン・ジャパンのマニプリは、ヴィンテージ柄スカーフをサイズや素材で現代風にアレンジ。「縦長のタイプなら手首やヘアに巻いても可愛いし、ベルトやストラップに巻き付けても良し。またスカーフは、相手との関係性を問わず気軽に贈れるのでおすすめです」。
ロング丈のバランスが今また新鮮 「アルポ」のレザーグローブ グローブ3万円[予価]/アマン 03-6805-0527、ケープ6万9000円/ミゼーリ、ヘアアクセサリー9800円/ラ メゾン ド リリス(ともにエストネーション 0120-503-971)、トップス3万9000円、パンツ3万9000円/ともにザ・ニューハウス(アーク インク 03-6452-3649)、ブーツ14万9000円/ピエール アルディ(ピエール アルディ 東京 03-6712-6809) メンズでもお馴染み、イタリアの老舗グローブメーカー「アルポ」。高品質なのはもちろんのこと、名だたるスーパーブランドのOEMまで手掛けるファッション性の高さと実力から、レディスでも大人気。「今、ロング丈のグローブが私の中でブーム。カジュアルなニットに少しエレガントを足す、このバランスがとても好き」。
センスあるメッセージが必須 「エル・エル・ビーン」のトートバッグ バッグ(写真はミニサイズ)各3900円/エル・エル・ビーン 0422-79-9131 ※モノグラムは1件(10文字まで)別途800円が必要になります。ニット6万4000円/マイディ(ビオトープ 0120-298-133)、オーバーオール2万8000円/ウエストオーバーオールズ×リー フォー RHC(RHC ロンハーマン 045-319-6700)、メガネ4万3000円/モスコット(モスコット トウキョウ 03-6434-1070) どんなタイプの女性にも似合うトートバッグなので、もらって嫌な人はいないはず。「モノグラム(有料のイニシャル刺繍サービス)を入れるのは絶対! 文字は大人っぽくゴールドかシルバーで、洒落を利かせて“I love you”なんてどうですか?(笑) ひと手間かかりますが、それもギフトの醍醐味として楽しんでください」。
ハイエンドな女性のNEWベーシック 「ケイト」のカシミヤニット ニット18万円/エストネーション 0120-503-971、デニム3万6000円/マザー(サザビーリーグ 03-5412-1937)、ピアス11万円/エナソルーナ(エナソルーナ神宮前本店 03-3401-0038) バーニーズ ニューヨークやJ.クルーのデザイナーを経たケイト・ホルスタインが2015年秋冬にスタートしたNYブランド。そのセンスに、世界中のファッショニスタが夢中♡ 「ベーシックなのに普通じゃなくて、キュンとするポイントが必ずあるんです。まさに洋服を知り尽くした人が作るベーシック。着る女性のことを考えて作られているんですよね。男性デザイナーには絶対に実現できないハイエンドな女性のための服だと思います」。ブランドを代表するカシミヤニットは、ボリュームのある袖やサイドスリットなど心ときめくデザインで着心地も抜群。
スタイリスト 新居由梨さん 大手セレクトショップのPRを経てフリーランスに。スタイリストのみならず、ファッションエディターとしても広告や女性誌など多数の媒体で活躍。2016年、自身のブランド「ザ ・ニューハウス」をスタート。シンプルでエレガントなデザイン、こだわり抜いて作られた着心地の良さが魅力。ハッピー感溢れるご本人のキャラと併せて、ファッション業界人にもファンが多い。(@yuri_arai )
花盛友里=写真 新居由梨=スタイリング 今関梨華(P-cott)=ヘアメイク 吉岡美奈=編集・文