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ビーン・ブーツは専用ソックスで着用感がさらにアップする

ビーン・ブーツ
「ビーン・ブーツ」(8インチ) 2万3100円
——トートに並ぶ定番、ビーン・ブーツが評価される理由を教えてください。
本田 オリジナルから変わらぬスタイル、熟練職人による丁寧なハンドメイド、素晴らしい堅牢性……、といったところでしょうか。初期はゴムとレザーの接合部分が弱点となっていましたが、のちにトリプルステッチによって解消。負荷のかかる部位には適切な補強も施しています。もちろん、水が侵入しないことやグリップ力の高さは言うまでもありません。
ビーン・ブーツ
ヒールのV字補強のおかげで、フィット感も向上している。
——サイズ選びのコツってありますか?
本田 長靴と同じ感覚ですから、少し大きめとなっています。ピッタリでなくとも構いません。窮屈さを感じないサイズを選びましょう。一番良いのはビーン・ソックスという、ビーン・ブーツ用の分厚いソックスを着用しての試し履き。かかとを合わせ、つま先に余裕がある状態がジャストになります。
ビーン・ブーツ
レザー部分にワックスを塗り込んでケアするが、ステッチ部分は特に入念に。
——どう扱えば、より長く愛用できるでしょうか?
本田 時々クリーニングをしてください。シューレースをほどいて、ブラシでホコリを取ったあと、固く絞った濡れ布で全体を拭きます。乾いたらレザー部分にミツロウ系ワックスを。特にステッチ部分やヒールのV字補強など、プレッシャーのかかりやすい部分は重点的に塗り込みましょう。ゴム部分は油分の付着が劣化の原因になりかねないためノータッチで。ちなみに、磨り減ってしまったら付け替えが可能です。


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