機能で表現した“空”の世界
1. ビジュアルシグナルコードビジュアルシグナルコード(=国際地対空可視信号)とは、地上から航空機に向けて送る緊急信号のこと。その対応表をベゼルに刻印する。緊急時への備えとなるディテールが、本格感をいっそう高めてくれる。
2. 航空計算尺インナーリングに刻まれているのが、パイロットウォッチに備わることで知られる航空計算尺。対数の原理を応用し、割り算を可能にしたアナログ機能だ。飛行時間から速度などを割り出すための往年のパイロットの必需品。
3. ワールドタイム時刻情報を最短3秒で受信する高性能なGPS衛星電波受信機能で、時刻とカレンダーを修正。世界39時差に対応するワールドタイム機能も装備する。またホームタイムとローカルタイムの2時刻表示を瞬時に切り替え可能。
4. 5レイヤー構造サファイアガラスと2つのリング、そして、2層のインジケーターを重ねて5層構造とした立体的な仕上げ。これにより、必要とする情報を各レイヤーによって分けて印字することで、クリアな視認性を獲得。また立体的な文字盤を避けるように時針を曲げるなど、ディテールの作り込みも見所。
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