空への憧れを腕時計に託すなら、プロフェッショナルユースを狙った本格スペックのプロマスターは、その最有力候補。パイロットが必要とする機能をぎゅっと凝縮した最新作は、デザイン、機能ともに満足感を与えてくれる。
都会の空の下、航空業界に情熱を注いだ男たちに思いを馳せる
20世紀初頭、空飛ぶ憧れを実現せんと競い合う男たちがいた。その切磋琢磨から航空業界が進化を見る。パイロットウォッチはそうした挑戦の象徴だ。本格的な機能を持つ本作は、都会に生きる男の腕元で、空への憧憬を加速させる。「プロマスター エコ・ドライブGPS衛星電波時計 F990」チタンケース、47.2mm径、光発電エコ・ドライブ。28万円／シチズンお客様時計相談室 0120-78-4807、ブルゾン5万5000円／ビームス プラス（ビームス プラス 原宿 03-3746-5851 ）、パーカ9500円／チャンピオン（ヘインズブランズ ジャパン 0120-456-042）、パンツ3万6000円／インコテックス（ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623）、サングラス7万2000円／ザ・スペクタクル（グローブスぺックス エージェント 03-5459-8326）シチズンのプロマスターといえば、陸・海・空におけるプロフェッショナルに向けた、本格的なウォッチメイキングで知られる人気シリーズ。誕生から30周年を迎えてなお精力的なリリースで話題に事欠かない。
空を担う「スカイ」コレクションの最新モデルは、これまでの歴史においても最高峰を謳う航空機能が、腕元にぎゅっと詰め込まれている。パイロットウォッチの魅力といえば、実際にパイロットでなくとも、大空に夢を抱いた男たちの熱い想いが腕元で感じられる点。この時計においても、備えられた本格ディテールの数々で、そうした魅力を存分に盛り上げてくれている。
まず、ベゼルに刻まれるビジュアルシグナルコードの対応表や航空計算尺といった、飛行には欠かせないディテールを装備する点。これらはデザイン面の力強さをも強調する。それだけではなく、GPS衛星電波受信を世界最速レベルで行い、時刻調整をするシチズン看板機能のワールドタイムや、視認性を高める５レイヤー構造も手伝って、計器としての魅力を倍加させている。
街の中にいながらにして高まるパイロット気分。腕元のコイツを見るだけで、でっかい空の世界に思いを馳せることができるのだ。
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