OCEANS

SHARE

「自分も夫もアメカジ派です♡」
な徳野さんがパパラッチしたシャレた男は?


古着がもともと好きな徳野さんは、同様の目線で男性のコーディネイトを見る傾向にあるという。そのため、「パートナーとファッション観を共有できるのが理想」と、気づけばアメカジベースのスタイリングに注視。男らしさがありながら、とはいえ直球的なアメカジではなく、しっかり今っぽさも取り込んでいるのがオシャレな男性だと思うとのこと。
 
「渋さ漂う王道スタイル♡」

鈴木哲也さん(50歳)コンサルティング / エディター
クラシカルなブルゾンにデニムといえば、アイテム選びや合わせを熟考しないと、ともすれば枯れ感が顔をのぞかせてしまう。徳野さんは「アイテムの選択はアメカジの王道といえるかもしれません。ただ、ジャストなサイズ感のブルゾンに、ワンロールさせてくるぶし丈にした濃紺デニム。それぞれのフィッティングが絶妙なので、古くささは微塵も感じませんね。むしろ渋さを感じます」と絶賛。
 
「男らしいのに、野暮ったさなし♡」

進藤ミチオさん(32歳)デザイン関係
MA-1タイプのジャケットを筆頭に、実に男らしい印象。しかし徳野さんは、男らしさ一辺倒じゃない合わせがシャレていると評価。「パンツにスラックスを持ってくるところが、いいなと思います。裾も詰めるのではなくラフにひと巻き。そのさじ加減が完璧です」。さらに、ポイントとなったのはバーガンディのニットキャップ。「色褪せた雰囲気のニットキャップがダークトーンの重い雰囲気を見事にいなしています」。男らしさをキープしつつ、野暮ったさを回避し、そのうえ色で茶目っ気まで出す気の利かせようにただただ拍手。
 
「小物使いが、お上手ですね♡」

TAKAO(45歳)スタイリスト
「ベースとしてはワーク系。でも印象はむしろモダンに見えます。合わせ方がうまいとやっぱり全然違うんですね。さすがスタイリストさん」と徳野さん。しかも、小物使いがさらにステージを高めているという。「垂らしたベルトと小ぶりなバッグもかわいい。あと、赤がインナーからチラッと見えているのもポイントですよね。こんな人と一緒に買い物デートするシーンを想像してしまいます(笑)」。
 
奥様2人が実施した今回の街角パパラッチ。ちょっとした清潔感だったり、ハズしだったり、遊び心だったり、やはり王道のストリート・アメカジだけに頼りっきりではダメな模様。

こんな妻の声は、きっと多かれ少なかれあなたの奥様にも……自分らしい「大人の◯◯◯スタイル」を確立すべく、この冬はいっちょ、妻の意見を取り入れてみては?
 
河野優太=写真 菊地 亮=文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。