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2019.11.15

ファッション

ロエベが銀座につくった“家”。そこにはみんなの憧れが詰まっていた

ロエベといえば、創業155年のスペインの名門ブランド。2014年からはジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ ディレクターに就任し、その歴史と未来をつなぐクリエイションは常に話題を集めている。
ロエベといえば、創業173年を誇るスペインのラグジュアリーブランド。2013年秋からはジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ ディレクターに就任し、その歴史と未来をつなぐクリエイションは常に話題を集めている。
そんなロエベが銀座に「カサ ロエベ 東京」をオープンさせた。
スペイン語で「家」を意味する「CASA(カサ)」と付く旗艦店は、ブランドの核となるファッションを軸に、アート、インテリア、クラフトなど、家庭にあってしかるべきものが商品と同列で並ぶ空間だ。
天井には木が貼られている。奥に見えるのは、ドイツのアンドレア・ビュットネルによる木版画。
天井には木が貼られている。奥に見えるのは、ドイツのアンドレア・ビュットネルによる木版画。
通りに面し、大きなガラスを設けた2階建ての建物の中は吹き抜けとなっており、各階を螺旋状の階段がつなげている。
そのところどころに、ジョージ・ナカシマの椅子や、陶芸家・桑田卓郎の陶器が並び、壁にはユージ・アゲマツやアンドレア・ビュットネルの作品が掛けられ……と、ラインナップはアートギャラリーさながらだ。
ユージアゲマツの作品。タバコのセロハンラップで包んだモノの羅列に何を感じる?
ユージアゲマツの作品。タバコのセロハンラップで包んだモノの羅列に何を感じる?
[左・中]ロエベ クラフト プライズの受賞アーティスト桑田卓郎の陶器。[右]木の幹のように見えるのは綿布で作ってあり、フランスのシモーヌ・フェルパンというアーティストの作品だ。
[左、中]ロエベ クラフト プライズの受賞アーティスト、桑田卓郎の陶器。[右]木の幹のように見えるのは綿布で作られている。フランスのシモーヌ・フェルパンというアーティストの作品だ。
とはいえ、本当のギャラリーのような無機質な雰囲気ではなく、どこか暖かで、確かに“家”のような落ち着きがあるから、居心地が良くなってしまう。言うなれば、いいモノに囲まれ、心も満たしてくれる憧れの生活の断片が、「カサ ロエベ 東京」にはあるのだ。
そして、肝心な商品のほうも抜かりはない。メンズもフルラインナップで揃うほか、「東京」と冠をつけた同店ならではな“TOKYOバッグ”の世界先行発売や、女性に人気の「ゲートトップハンドルミニ」の限定カラーもリリースされるという。
「ゲートトップハンドルミニ」「ポスタル バッグ 東京」/ロエベ
[左]スカイツリーと五重塔が同居するネオTOKYO感がCOOL。「ポスタル バッグ 東京」H13.5×W17×D8.5cm 29万円、[右]上品なラスト カラーは同店限定。「ゲートトップハンドルミニ」H18×W25×D10cm 26万8000円/ともにロエベ(ロエベ ジャパン カスタマー サービス 03-6215-6116)
なるほど、この“家”は、いよいよ迫ってきたギフトシーズンの駆け込み寺としても機能するってことだ。ならば今冬、大人が押さえる店としてチェックしておくべきだろう。
 
[店舗詳細]
カサ ロエベ 東京(CASA LOEWE Tokyo)

住所:東京都中央区銀座7-5-4
営業:11:00〜20:00
不定休
[問い合わせ]
ロエベ ジャパン カスタマー サービス
03-6215-6116



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