「お洒落であるより、格好良くありたい」と言う種市 暁さんのスタイルに本誌が注目し、“種カジ”と勝手に命名して早数年。いつもパッと見の印象は無造作なのに、なぜか格好いいから不思議。そんな彼の装いの“タネ”をムリヤリ解説してもらう企画。
ーー今日は、種ムズ・ディーンですか?ドリズラーにTシャツをイン。ブーツにサングラス。違うのはデニムがスウェットってところくらいですよね?
「さすがの鋭い洞察力。でも、残念ながら、全然そこは意識してません。しかも、“種ムズ”って雑でしょ!」
ーー失礼しました……ではスポーティな今回のテーマは何でしょう?
「ずばり、スポーツ観戦を楽しむ秋の装い。ラグビーを筆頭に盛り上がったスポーツの秋を、まずはファッションから楽しもうってことです」
ーードリズラーは発売当初スポーツ用かつ、観戦も視野に入れたアクティブウェアでしたよね。なるほど、だからここで選んだのか!
「と、と、当然!(冷や汗)。それに、渋カジテイストの再燃で、この手のブルゾンは気分ですから」
ーーでも、これだけじゃ寒そうです。
「そこで大切なのが寒さ対策の重ね着。秋口だからTシャツにニットベストくらいが丁度いいと思うんです。実は、ロングスリーブのニットだと、応援してて熱くなりすぎてしまう」
ーー裏毛のスウェットパンツはブーツインして保温力ばっちり。やっぱり応援するチームカラーなんかは取り入れたいですよね。種さんのネイビーは……ジャパンブルー?
「ビンゴ! サッカー日本代表はもちろんですが、ラグビー日本代表のセカンドジャージーもネイビー。侍ジャパンでもいけて万能でしょ? 個人的には、ラグビーフランス代表のブルーもちょっと意識ね」
ーー泡のようにプレーヤーが前進するというシャンパンラグビーですね。
「そうそう、着こなしのネタも泡のように出てこないかな!」
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