事務的な連絡と子供ネタはほぼ同数
●パートナーにはどのような話題や内容を送ることが多いですか?
・「帰宅時間や買い物の頼みごとなど」(女性・43歳)
・「子供の送り迎えや連絡事項など」(男性・42歳)
・「子供の写真・動画を送る」(男性・42歳)
・「どこにいるのか」(女性・42歳)
「帰宅時間の連絡」が圧倒的多数。「残業する」「飲んで帰る」といった、夕食の用意の必要性などを確認するものがほとんどだ。この回答は男女ともに多く、共働き夫婦の多さも物語る結果に。
それと比例して、「子供の送り迎えの連絡」という回答も多かった。このように、忙しい日々のなかで「必要最低限のことをやり取りするのに便利なツール」としてLINEを活用しているのが現実。結果だけ見ると少し寂しい気がしなくもないが……。
とはいえ、「子供」に関するネタがコミュニケーションの大きなハブになっている夫婦も少なくなく、「ダンスの動画を送る」「野球の試合の途中経過を送る」「娘のハプニング」「どこへ出掛けた」など、子供のふとした日常や成長に対する感動を、すぐさま共有できるのもLINEの強みであり、活用率が高い所以だろう。
仕事でも家庭でも、ささいなコミュニケーションの積み重ねが大切。普段あまり会話を持てない忙しい40代夫婦にとって、必要連絡や子供の様子を共有するという何気ないLINEのやり取りが、密かに家族円満のためにひと役買っているのかもしれない。
アイリサーチ=アンケート協力