1933年の創業以来、フランスを拠点に世界で愛されるカジュアルブランド「ラコステ」。誰もがよく知るワニのマークの定番ポロ「L.12.12」を知らないなんて人は、もはやいないはずだ。そんなラコステが、アウターに多くのファンを持つ5つの世界的ブランドとコラボレーション。その5ブランドはどれも創業50年以上で、いわば老舗同士のタッグ。にも関わらず仕上がりは超新鮮と、早くも話題となっている。その全容をお見せしよう。 フランスで創業160年。ピレネックスとの同郷コンビで作ったダウン
ラコステと同じくフランス生まれの「ピレネックス」。ダウンの原毛の仕入れから仕上げまで一貫管理にこだわり、高品質なダウンジャケットが支持される老舗ブランドだ。一緒に作り上げたのは、ピレネックスで人気のショート丈ダウンをベースに、両社のロゴをリフレインしたスペシャルテープをアクセントに加えたもの。通常モデル同様に袖には「ピレネックス」ロゴが付くが、こちらには右裾にラコステの“ワニ”もトッピング。デザインですでに心はホクホクだが、高品質のフェザーやダックダウンをたっぷり充填しているので体もしっかりホクホクできる、注目の一着だ。 創業68年の由緒正しき英国ブランド、グローバーオールへの別注コート
1951年に誕生した「グローバーオール」は、今も“メイド・イン・イングランド”を貫くイギリスの老舗アウターブランド。アイコンといえばダッフルコートだが、今回はもうひとつの顔・ピーコートでのコラボレーションが実現した。
イギリス海軍の制服としてデザインされたモデルをビッグシルエットにアレンジし、シンプルながら特別感が感じられる一着に。
袖にはラコステお馴染みのワニのロゴが施されていて、そのさりげなさがいい。 2/3