37.5歳のファッション・データバンク
数値化できないファッションの気分を、できるだけ具体化させるために街ゆくイケてる大人たちに聞いてきた。そこから導いた「37.5歳のリアル」を1分で。
夏は一枚でサマになり、今の時季は上から羽織るものを選ばない無地のTシャツ。年中活躍する定番中の定番だが、だからこそその選びには、各々の個性が滲むものでもある。では、街角のリアルな37.5歳はいったい、どんな無地Tを選んでいるのか。リサーチすると人気の3ブランドが判明した。まずは、その3ブランド
の支持者たちに「なぜそのブランドが好きなのか?」を聞いてみた。無地T姿が格好いい大人たちの愛用ブランドは?
1位 ヘインズ
「Tシャツは肩落ちするくらいのサイズ感のものが好き」という竹本俊平さんは、ヘインズのビーフィーを愛用。“牛のようにたくましい”という意味から名付けられたコチラは、
肉厚でタフな生地が特徴だ。アパレル関係の仕事をする竹本さんは、仕事のときでもこのTシャツを着用。その使い勝手の良さからこの夏は週5日でヘビロテ
、色違いで10枚ほど持っているそう。この日は、個性的なデザインの
太めのカーゴパンツにタックインして着こなしていた。2位 オーラリー
「生地にこだわっているブランドを選びました」という山口 浩さんのお気に入りは、素材の良さに定評のある日本ブランド、オーラリーのコットンニット素材を使ったTシャツだ。また、山口さんがこのTシャツを選んだ理由はシルエットにもある。大人っぽさが出るよう、素肌が出すぎない長めの袖をチョイスしたのもこだわりなんだって。
3位 グッドウェア
「Tシャツは基本的にグレーの無地しか着ないですね」と話す黒田 豊さんは、グッドウェアのTシャツをさらりと着こなす。以前は派手なTシャツも着ていたが、年齢を重ねるごとにシンプルなアイテムを選ぶように。いかにもアメリカな厚めの素材感と、程よくゆるいフォルムが気に入っているという。
ブランド違えど、共通する無地Tの必須項目は?
ランキングで見えた人気の3ブランド。これらの愛用者たちのコメントで共通していた2つのことがある。それは「肉厚な生地感」と「ゆったり感」。
徐々に体型も気になり始めた大人たちにとって、ぴったりフィットや、テロっとした薄めの素材は、体のラインが目立ってしまうのが気になる模様。「確かに!」と納得したみなさん、上のランキングを参考に、秋冬も使える無地Tを見つけてみて!