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MTB操作の基礎テクニック③:コーナリング

――次のテクニックを教えてください!
最後はコーナリングです。ここでのポイントは3つ。「目線」「腰」「手足」です。
――その心は?
まずは見ていてくださいね。
コーナリング
小笠原さんのお手本コーナリング。だけど……。
――えーと……、カッコいいです(笑)。
ありがとうございます。が、違いますね(笑)。まずは目線です。曲がるまではコーナーを見ていていいのですが、半分をすぎたら、行く方向に目を上げましょう。つまりは「下を見ない」こと。
――前を向かないとダメ、だと。
どうしてもフィールドでは、危険な場所を注視してしまうのですが、体は自然と見ている方向を向いてしまうもの。危険なほうに自ら向かっているようなものなんです。危険を察知したら、安全な場所を見つけ、そちらを意識的に見るようにしましょう。
――「腰」と「手足」は?
恐怖心を感じると腰が引けてしまいますが、重心をマシンの真ん中に取り続けるように。また、重心が後方に偏ってしまうと、コーナリングで外に膨らんで、滑りやすくなります。手足も力んで突っ張ってしまう場合が多い。コレだとタイヤが滑った際に、リカバリーのために体が動かせません。肘と膝は常に軽く曲げてリラックスさせておきます。

【「コーナリング」のためのプラスワン講座】
8の字スラローム

コーナリング
カラーコーンを2個置いて、8の字を描くようにゆっくりと走り、コーナリングの基礎動作を身につける練習。


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