薄い黒の場合「モノトーン」でまとめる
モードすぎず武骨すぎないのが、薄い黒の長所。“グレー見え”を活かして、ほかのアイテムも明暗・濃淡を変えたモノトーンでリズム良くまとめて。
安心アイテムを黒でまとめて全方位的に好感度アップ薄い黒は初めてという人でも、定番デニム、リーバイス「501」なら安心してトライできる。アメリカとヨーロッパのシルエットが統一された1993年モデルの復刻、「501 93ストレート」だから、世代的にも馴染み深く、かつ新鮮だ。そこに無地カーディガンと抜け感を生むギンガムチェックシャツ、ペニーローファーと清潔感抜群のアイテムでまとめれば、向かうところ敵なしの好感度である。
グレー多めに白少々で、ジャケ&デニにメリハリを色落ちが激しく“グレー見え”するデニムの場合は、暗めのグレートップスでメリハリを。「サリバンスリム」のエレガンスにマッチするのは、クラシカルな雰囲気が漂うグレンチェック柄のジャケット。白Tシャツをインして顔回りのレフ板効果も期待。
谷田政史(CaNN)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物・取材)、鈴木克典=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 髙村将司、川瀬拓郎、いくら直幸、増山直樹=文