’80年代のアイビーブーム全盛期に大ヒットした名作チルデンニットが復刻。ネックに赤、裾に黄色、袖には青を挿したデザインが特徴で、デニムに合わせるだけのシンプルなスタイルもサマになる。そのうえ、コテコテのアイビー好きに見えないのがいい。うれしいアイテムが帰ってきてくれた。
映画『華麗なるギャツビー』で主演のレオナルド・ディカプリオが見せるタキシード姿。着ているのはブルックス ブラザーズのもので、アメリカンカルチャーとともに歩んできたブランドだけが持つ価値を見て取れる。それは、今季登場したベロアのタキシードにも息づく。レオ様よろしくエレガントにも、あえて崩してもOK。この自由を、200年以上の歴史が支えている。
山本雄生=写真 菊池陽之介=スタイリング TAKAI=ヘアメイク