サーファーとは、その独特な潮っぽさがカッコ良さであり、逆説的に、潮臭いだけのアンチファッションではいけないのだ。だって、サーファーって生き物は、サーフィンという底抜けに自由でストークできるシャレた遊びを好む、とびきり感性豊かな種族なのだから。
そしてそれは、オーシャンズな男に通ずる感性でもある。
1970年代のヒッピーカルチャーとともに一世を風靡した、懐かしのベルボトム。裾にかけて広がるこのフレアシルエットが、40年の時を経てアップデートされた。その名もブーツカットならぬ“サンダルカット”。
長らく続いたテーパード時代もこれで終わり!? サーファー諸君、待ちに待った新しいデニムの幕開けだ。
サンダルカットの生みの親ラングラーによる正統派
フレアシルエットの九分丈パンツ。まさにサンダルに似合うから「サンダルカット」。名称の生みの親であるラングラーの正真正銘のサンダルカットがこちら。あの、裾を引きずるベルボとは異なるすっきりな足元に、大人サーファーはキュンとくるに違いない!
“サンダルカット”はインチアップでユルく履いてくれ!
“サンダルカット”のサイズガイド。ピタつかせるのは厳禁で、1〜2インチアップしたユルい感じで。あとはいつもの服を適当に合わせて。
ブラックデニムも“サンダルカット”で新鮮顏
定番ブラックデニムも“サンダルカット”をチョイス。合わせはモノトーンの統一を推奨します。足元をスッキリ見せるから、重々しくない黒本来の大人っぽさがアピールできるのデス。
サーフスタイルの歴史
「サーフスタイル」とひと括りで語るも、1960年代はトラッドやアイビーがベースで、’70年代はロン毛でヒッピーライクに、’80年代はネオンカラーの浮かれた服なんかを着ていたりと、時代によって変遷。’20年代は、どうなるか!?
2/2