波乗り後のひとときに欠かせない!
波乗り後、海を見ながらひと息つくのが楽しみという新川さん。そんなときに活躍するのが、この焚き火セットだ。車に常備しているので、時間に余裕があれば焚き火を楽しみ、寒い時期は暖を取るのにも役に立つ。
愛用するのはロゴスのピラミッド型の焚き火台。広げるだけでセットが完了するので、海から上がったら即組み立て。流木を拾い、波の音を聞きながら焚き火の炎を見つめるそう。
広げたらすぐ座れる、が鉄則
海辺でのんびりすごす時間は、サーフィン後の貴重なチルタイム。しかし、濡れたウェットで砂浜に座ると、後々掃除が大変に……。
そこで、さっと広げてすぐ座れるアウトドアチェアが、新川さん的マストアイテムだ。
コールマンのチェアは焚き火とセットで活躍することが多い。ほかにもスツールタイプのイスも。
さらにこちらは、ひとりが座ることのできるサイズ感のマット。サーフィン中の休憩にはこちらを敷き、イスとして活用している。これなら、濡れたウェットのまま座りたくなっても砂まみれになる心配もない。
また、着替えの際は足元に敷き、汚れ防止にも一役買ってくれる便利アイテムだ。
「海辺をキレイに」が、サーファーのマナー
こちらのトング、実はサーフィンの前後で浜辺のゴミ拾いをしているという新川さん必須のアイテム。ラゲッジルームの隙間に入れ、海に到着するなりゴミ拾いをスタートするのが習慣だという。
アウトドアを思う存分満喫するのも楽しいが、自然あっての外遊び。環境保護に少しでも役立ちたいという思いから、ゴミ拾いは欠かさない。そのためのトングは、ある意味サーファーのマナー品とも言えよう。
車内でも浜辺でも、寝る準備は万全に
車中泊もしょっちゅう、という新川さんらしいアイテムがこれらのマット類。コールマンのマットはクッションが入っているため、車の硬いシートの上敷くことで、さながらベッドのような仕様に。チェックのマットは浜辺で横になりたい場合に広げることが多いとか。
少しかさばるが、これらを持ち運べるのは車があってこそ。そのため、こちらも車内に常備し、いつでもどこでも寝る準備は万全だ。
10年来の相棒は、じつはお守り
運転席で見かけたこちらのお守り。なんと、「波乗守」という、良い波に乗れるようにと願いが込められ、サーファーにはうれしいご利益が。
新川さんが拠点とする千葉県一宮市にある、浜辺近くの神社で毎年購入するものだとか。
常に運転席に付け、良い波に出合えるようにと願いを込めてクルマを走らせている。
車だからこそ持ち運べる、セカンドアイテムたち
趣味用のギアは、実際車がなくとも持ち運べてしまう。しかし、より外遊びを満喫したい場合は道具が増えてしまうのが必至。
車の屋根を活用したフックや、手で持つにはかさばってしまうイス、焚き火台、マットといったアイテムたち。これらは、車というパッキングギアを大いに活用しているからこそ持ち込めるアイテム。
ただ波に乗るのもいいが、サーフィン前後を彩るギアを持ち運ぶことで、さらに楽しく波乗りの時間を過ごす。こうした時間を設けることで、さらに趣味に打ち込める良い環境を作り上げているようだ。
櫛ビキチエ=写真 金光照子=取材・文