年齢を重ねるにつれ、装いの模範解答のように使われることが増えてきた、「清潔感」というフレーズ。漠然としたイメージは湧くけれど、具体的にはどんな服がそれにあたるのだろう? おそらく、その筆頭にシャツというアイテムがあるのは間違いない。
今着るのなら、シルエットは少しユルめをオーシャンズとしては推したい。見た目は爽やかでトラッドだけれども、着方は今っぽく少しだけ崩して着る。それが、嫌みのない清潔感のある男へと導いてくれるはずだ。
「コム デ ギャルソン・シャツ」のストライプシャツブロード生地の光沢感と滑らかさ、細やかな運針、どれを採っても一級品の名作シャツ。爽やかなストライプ柄を使った王道の仕立てでこそ、そんな上質さが際立つ。コム デ ギャルソン・シャツは最高だ!
ブルーと白を基調にしたストライプ or チェック柄
「トミー ヒルフィガー」のストライプシャツ白×青の正統派ストライプシャツ。型名はスリムフィットだが、身頃とアームに可動域を持たせ、ゆったりとした着心地。さらにストレッチも利いているので快適さは特筆ものだ。
「ポロ ラルフ ローレン」のチェックシャツいつの時代も色褪せないアメリカントラッドの代名詞のボタンダウン。普遍的な作りのクラシックフィットは、程良いゆとりが逆に今っぽい。胸元のロゴ刺繍はカラフルなレトロデザイン。
三瓶康友=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 安西こずえ(coz.inc)=スタイリング 松田美穂(allure)=ヘアメイク 今野 壘=文