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The Elder Statesman
「ジ エルダー ステイツマン フォー ロンハーマン」のカシミヤカーディガン

「ジ エルダー ステイツマン フォー ロンハーマン」のカシミヤカーディガン
代表作「スモーキングジャケット」に、ロンハーマンカラーをイメージしてもらったタイダイ染めを施した逸品だ。デザイナーのグレッグがロンハーマンのために選んだアンティークのコンチョボタンを採用。[左]28万5000円、[右]26万5000円/ともにロンハーマン 03-3402-6839
「最高級のカシミヤを用いた上質さを備えながらも、ラフに羽織れて、自然と抜けた感じにも見える……。デザイナー・グレッグが持つ唯一無二のセンスで作られたウェアは、その上品さとカジュアルさのバランス感が素晴らしい。そのセンスはロンハーマンのコンセプトにも絶対に欠かせないですね。このブランドがあるからこそ、我々の店作りが成り立っていると言っても過言ではない。染めを別注した本作でも、その柔軟さを感じてほしいですね」。(ディレクター・鈴木康広)
 

A.P.C.
「アー・ペー・セー フォー ロンハーマン」のデニムジャケット&デニムパンツ

「アー・ペー・セー フォー ロンハーマン」の デニムジャケット&デニムパンツ
10年着倒したヴィンテージをアーカイブからピックアップ。それを10周年記念デザインとして特別に再現。ジャケット、パンツそれぞれに10周年を記念したラベルが! ジャケット4万3000円、デニム3万6000円/ともにロンハーマン 03-3402-6839
「ロンハーマンにとってデニムは着る人のスタイルやアイデンティティを支える重要なファクターと位置づけています。そんなデニムでもスペシャルな逸品を用意したいと考えたときA.P.C.以外に考えられませんでした。他社にはないクリーンで品のあるデザインはやはり格別。今回は我々の10周年にかけて、“A.P.C.の10年後”をイメージしたデザインを作りました。
膨大なアーカイブから10年はき込んだヴィンテージモデルをピックアップして、それをベースにダメージ加工を丁寧に施しています。しかも通常、別注ではデニムを加工することまでは許されていないのですが、今回は特別に。デザイン性も稀少性もかなり高いものになったと思います」。(バイヤー・小泉詠太)
 

MONCLER
「モンクレール フォー ロンハーマン」のダウンジャケット

「モンクレール フォー ロンハーマン」の ダウンジャケット
モンクレールにとってデザインアイコンでもある左肩の雄鶏モチーフのブランドロゴワッペンをあえて取ることで、新鮮かつミニマルな顔立ちに。ダブルネームのタグは内側に配置。主張しすぎない洗練されたデザインはブランドならでは。13万7000円/ロンハーマン ︎03-3402-6839
「道具としての信頼度はご存じのとおり高い。しかもスペックだけにあらず、ファッション性もピカイチなのがこのブランドの人気たる所以でしょう。今回は代名詞であるダウンジャケットの人気作「アランコートジャケット」を10周年記念にアレンジさせていただきました。
ポイントはあえてのロゴなし。もちろんデザインとして、ステータスとして、このロゴが示す存在感は大きいこともわかっておりますが、なくすことで新しい楽しみ方が生まれてくると思います。定番を新鮮な気持ちで味わうこともでき、合わせたいアイテムも変わってくると感じ、アレンジしました」。(バイヤー・小泉詠太)
 

MISSONI
「ミッソーニ フォー ロンハーマン」のカーディガン

「ミッソーニ フォー ロンハーマン」の カーディガン
’19秋冬で披露されたマルチレジメンタルカラーのカーディガンを、紺と白の単色にアレンジ。ブランド独自の編み地がしっかりと楽しめる。タグはロンハーマンとのダブルネーム仕様で、色を反転させたデザインも凝っている。各15万9000円/ロンハーマン 03-3402-6839
「老舗ニットブランドのミッソーニ。そのクオリティの高さは折り紙付きで、まるで芸術作品のようなニットウェアに我々も惚れ込み、毎シーズン、バイイングしています。ロンハーマンの上質さを支えるうえでも大切なブランドとして位置づけていますね。デザイン性の高さが魅力ですが、今回はあえて無地をオーダー。
ベースにしたのは2019秋冬の新作カーディガン。こちらもロンハーマンのシグネチャーカラーであるネイビー&ホワイトのソリッドカラーに。シンプルに徹した佇まいは、独自の編み地を存分に楽しめるでしょう。ブランドの新しい一面もうまく引き出せたのではないかと思います」。(ディレクター・鈴木康広)
 
大志摩 徹=写真 来田拓也=スタイリング 黒澤卓也=編集・文


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