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このシーズンのランウェイで、ほとんどのルックが履いていた最新スニーカー「クライマー」。/ヴァレンティノ ガラヴァーニ-アンダーカバー
スニーカー11万7000円/ヴァレンティノ ガラヴァーニ-アンダーカバー(ヴァレンティノ 03-6384-3512)
このシーズンのランウェイで、ほとんどのルックが履いていた最新スニーカー「クライマー」。その名のとおりトレッキングシューズに着想を得たこのモデルにもスペシャルエディションがある。それが、サイドのスムースレザー部分に2つのブランドロゴを配したこちらだ。バーガンディをベースにした配色も素晴らしく、クリエイションの相乗効果に目を見張る。これこそコラボレーションの理想的な相関関係だと感じ入る。
 
その延長にあるような、グラフィック入りのダメージモヘアニット。/ヴァレンティノ-アンダーカバー
ニット20万円/ヴァレンティノ-アンダーカバー、パンツ8万円[参考価格]/ヴァレンティノ(ともにヴァレンティノ 03-6384-3512)
ピエールパオロ・ピッチョーリが指揮を執るようになってから、ヴァレンティノにユースカルチャーの匂いが漂うようになった。スタッズも今では立派なブランドアイコンとして認知されている。その延長にあるような、グラフィック入りのダメージモヘアニット。
思い浮かべるのは’80年代ロンドンのパンクシーン。アンダーカバーがこのカルチャーに影響を受けていることも、よく知られた話だろう。ちなみにニットはカシミヤ製で、着る人を優しく迎え入れる包容力を持つ。必要なのは、パンクのアンチなアティテュードではない。
 
清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング AMANO=ヘアメイク


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